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《アニメ》 機動戦士ガンダム 水星の魔女 第18話感想

アニメ
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皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

第二期も進みが早く、既に第6話目で折り返し地点を過ぎました。
総集編を間に挟み、遂に総裁選の準備となりましたが、今回もまた酷い展開に(既定路線)

とりあえず、例の如く私は他のところから情報を仕入れず、個人の視点で楽しませてもらいます。
色々妄想しておりますが、今回も更にその妄想は深まるばかり!

そんな感じでお暇なアニメ好き、ガンダム好きの方はどうぞです。

※注意
本記事はネタバレ要素やそれに基づく私の予想を含みます。
また私は他のところで情報を得てませんので、あくまで私個人の妄想という事で聞き流してください。

今回のツボ!ここが好き!水星の魔女

end18

nn第二期第6話となる今回も、いつもと違った方向で情報量多すぎですね!?
今回はスレッタに関わる謎が遂に開示されました! では追っていきましょう。

公式サイトはこちらです。

さて、今回も勝手に感想等を述べていきます。
あくまで私個人の感想なのですが、何か新たな視点を得て頂ければ嬉しいです。

遂に明かされた真実 スレッタの存在意義

もう、色々と予想の外れた部分、あってた部分がごちゃ混ぜなので、整理したいと思います。

まず、スレッタはエリクトのリプリチャイルドという事で、クローンのようなものみたいですね。
これがもしほぼGANDなしという意味での生体的なクローンなら、スレッタ自身にデータストーム耐性は無いことになります。

こうなるとスレッタがめちゃくちゃ大変な事になる訳ですが、うわぁ、うわぁという感じです。

ただ、今まで私が推測してきたように、後に語ります総GAND状態であるなら話は別です。
とりあえずスレッタに対しては、今回の事で恐らく以下の事が言えるようになったかなと。

① スレッタはエリクトのクローンであり生身の可能性
② エリクトをエアリアルに取り込んだ際、新しいリプリチャイルドに意識をコピーした
③ スレッタは……何人目? けど成長を水星の人が見てるなら何人も入れ替わる事は無理なはず

後に語ります事は、この情報以前の話で語っている部分が多いので、ちょっと齟齬が出てくるかもですが、良かったら読んでみて下さい。

かなり的外れになった可能性もありますが、まだ分からんという状況かなと。

何にせよ、スレッタの謎が今回来たので次はミオリネの番ですね。
今後の展開に期待です!

プロスペラはやっぱり母だった

こっちに関しては、疑いようもない位に母親ムーブかましてましたね。

こちらに関しては、さもありなん。多くは語りません。

そして、この流れ……プロスペラ逝くんか?
まて、デリングが起きるのを待つのだ!

という感じで、次回も楽しみに待ちたいと思います。

※注意

さて、今回も私の妄想力がさく裂してかなり先の事を勝手に語ってます。
あまり影響を受けたくない人は回れ右推奨ですよ!

上等だ、ゴルァ!という方はそのままお進み下さいませ。












勝手な妄想①:スレッタとエリクトの現状を確認してみる

今回は、前にも語ってきましたスレッタについて、更に根本的な問題として、この子は何なの?という所に切り込んでいこうと思います。

前回の記事で私は

・スレッタは総GANDもしくは、ほぼGANDの身体である(?)
・それはエアリアルとリンクする事(主にパーメット)で、保たれている(?)

という推論をあげました。

残念ながらこの予想は、今回出てきた情報でちょっと怪しくなってきましたね。
少なくとも総GANDである可能性が低くなりました。
まぁ、折角、超巨編を書いたので、そのまま流用します(コラ
なので、またおっさんの妄想が始まった位のチラシの裏レベルでお楽しみください。

あとこれは、第9話の感想記事で語りました、スレッタがGAND生命体であると言う結論をすぐさま否定するものではなさそうなので、一応、こちらにも続けておきます。

そう理由づけた根本的なお話として、エリクトがGANDに捕らわれているという事実がありました。
これは、その当時は推論の域でしたが今は確定事項ですので、現在ではこの説がより補強された形です。

でもこんな辺境記事に足蹴く通っていただいている読者の皆さんは、不思議に思うかもしれません。
それはわかるけど、なぜ「スレッタが新しい生命体である」なんて話になるのか?

今回のお話でスレッタもまたエリクトのリプリチャイルドであることが明かされました。
言ってしまえばエリクトのコピーなわけですが、これから語る事の基本的な構造は変わらないと私は考えます。

第9話の感想時点では、エリクトの状況は不明であり、またGANDの状況も妄想レベルでした。
ですが、現在の第17話において、以下の事が確定しています。

・エアリアルの中にエリクトの意識が残っている
・エアリアルの中にエリクトの姿を模した11人がいる

これはいったい何のことなんだ? と不思議に感じた方も多いと思うのですよ。
ですが、これ私が第9話の時点で想像していた事にかなり近い事を示唆していまして……ちょっと怖い位の状況なので、びっくりしてます。

以前より、私はルブリスは「人の意識を統合して使うGAND-ARM」と称していました。
もし仮に、ルブリスがそういうものであるならば、ですが……これは以下の事を示しています。

・エアリアルの中に11人の意識が存在する
・しかしそれら一つ一つは曖昧で未熟(子供)なものが多い(統合自我)
→その為、自我の強いエリクトを中心とした新たな自我が生まれている

更に、話を少し遡上ってプロローグにてルブリスが起動したときの状況を考えると、以下のような事が想像できます。

・ルブリスは元々、弱い自我(7人分?)が寄り集まって一つの自我を形成していた
・そのルブリスの自我は形が曖昧なため、もしくは元の自我が臆病なため、世界に出てこなかった

・エリクトに諭されて、ルブリスは初めて外の世界を知りたいと願った
→ハッピーバースデー(=ルブリス統合自我の覚醒)

ちなみに、余談ですが前にも触れた私が思っているハッピーバースデーの意味は、これです。
意識が世界を跨いだ時(その世界に生まれたとき)、この曲が流れます

なのでルブリス時点での統合自我は、今のエアリアルのものとは違います。

その後、エリクトは過酷な水星の環境に耐えられず、瀕死となります。
その為、エルノラは、エリクトをルブリス内へと取り込ませる事で、存在の補填を計りました。

その結果、ルブリスの中にエリクトが加わり、統合自我は次の段階(?)へと進化します。

私としての疑問は、この統合自我の人数がエリクトが入った後の人数とばらついている点です。
これは、エリクト以外に取り込まれた人がいるのか?
この辺りの情報は今回の件で、どうやらリプリチャイルドを継ぎ足してきた結果であると推測できますね。
ってことは、何人継ぎ足したの?ママン??

ここはいずれ、水星に行くことなどで明確な情報が出てくると思いますので、それを待ちましょう。

話は横道にそれましたが、やっと本題です。
今までの話を聞いていて、何の話か分からなくなってきた方も多いでしょうが、これは元々、スレッタが何者か?という話です。

では、ここでスレッタがどういう存在なのか、想像してみましょう。
今の説明においては、スレッタの存在は感じられない方も多かったのではと。

いや、実はいたんですよ。

そうです、初期に生まれたルブリスの統合自我です。
ですけど、ここでちょっとだけ、捻くれた考えを私はしてしまう訳です。

もし仮に、スレッタ=ルブリスの統合自我で、エリクトが単体自我であるなら……
スレッタは、エリクト(エアリアル)の事を「お姉ちゃん」って呼ぶと思いませんか?
占いで、兄弟はいないの? と聞かれた時、いませんって言ってましたよね。

兄弟はいない、けど同じような存在はいる。

そう考えたとき、つじつまを合わせるには、私は一つしか思いつきません。

個であり、全である

つまりこのエアリアルの中にいる皆は、全員がそれぞれ個であり、同時に皆でもある訳です。
今回の場合は、エリクトという、ある意味でルブリス内では一番発達し、名前を持っている(それでも4歳)個体が登場した事で、それをベース化して発達して来たのだろうと考えました。

つまりベースとなる強い自我があり、それを根っことして皆が個を確保している状態です。
皆が、ベースを共有しつつ、混ざり合って個の意識を保っています。
ですから、エリクトが取り込まれた時点で、個としてのエリクトはもういません。
皆に混ざった中で、エリクトが強く出た個体が残る形となります。

もし、他の皆に名前があるならそれを使うと思うのですけど、スレッタは「みんな」としか言いません。
しかもエアリアルの事を家族と表現します。
個体としては識別しているけど、呼び名はエアリアル以外はない。
そういう存在なのだと思います。

さて、じゃあ、スレッタは誰か?

という問いに対する答えですが、

ルブリスの意識を強く引き継いだエリクトベースの個体

だと私は結論付けました。

いやだって、めちゃくちゃ狸……じゃなくて臆病ですし。
その癖、知識はあるけど、全然物を知らないし。
しかし、エリクトが見せる物語に憧れて、外の世界を見てみたいと飛び出してくるような子です。
もうこれはエリクトに叩き起こされたルブリスそのものでしょう。

ここで私がポイントと思っているのは、エリクトを取り込んだルブリス以後の個体であるという事です。

ここでエリクトを取り込む前にパージした個体であるなら、エリクトの事はやはり兄弟であると認識すると思うのですよ。
パージされることで、自他の境界線が引かれることになると思いますからね。

何にせよ、スレッタにとって、エリクトは兄弟でもなく他人でもなく、自分(みんな)の一部であるという事なのだと思います。
だから家族という言葉で濁して教えていたんじゃないかなと。

今回の話で分かったのは、スレッタ自体には、この自覚が無かったようです。
しかし、無意識化に受け入れていたことから、まだこの説は有効であると考えます。

今までの話を何の味気もない図にすると、こんな感じで表現できるかと思います。
2023y05m19d_071641470
スレッタがエアリアル内のルブリスの意識を強く引き継いだ個体であることは確率が高いと思うのですが、問題は外の世界に出た場合、どうなっているかという事です。
これが、リモートによる遠隔操作なのか、個体の意識、もしくは魂と呼べるものが直接移動しているのかは、この先の情報次第でしょう。

ちなみに、恐らくプロスペラママンの狙っていることは、図にするとこういう事です。
2023y05m19d_072659070
今はエアリアル内という閉じた世界でしか存在できないですが、GANDに宿り活動できる領域が広がるなら、スレッタと同じような活動が可能となります。

今回の話で、パーメットスコア8に到達したエアリアルは自分の意思で動けるようになったとの事。
それなら恐らくパーメットスコア8に到達したエアリアルを中心とした領域に、データストームによる超大なネットワーク網を形成し、個々が外の世界で活動できるようにするのでしょう。

今回の話でガンドノードという機体が出てきました。

これは文字通りデータストームの中継地点となる機体でしょう。
この機体を使って、世界中にデータストームを起こして、エアリアルの支配下に置くことが出来るのだと思います。

問題は、データストームが一般人に影響を及ぼすかどうかですね。
基本的には人への害悪はパーメット粒子の過剰流入が原因ですから、GAND技術を使っていないなら問題は無さそうですが……この世界、割と普通にGANDを乱用してそうな気がするので、ちょっと読めません。

再考:スレッタは何歳なのか?

一応、公式においてスレッタは16歳であると言われています。

私は、最初から一貫してスレッタはおこちゃま(4ちゃい)にしか見えないと言ってきました。
で、行動から見れば情緒部分は確実にそうなのですが、知識もあるし操縦技術はあります。
何でそんな事になっているのでしょうか?

それを紐解く鍵として、今は懐かしい「ゆりかごの星」と言う、祝福をベースにした小説があります。

この小説にも凄く謎が多く、これがまた原作の動向に影を落とす要因の一つになっています。

この中で語られている事として、私が重要だと思う事は以下の通り。

・スレッタが存在を確認されているのは4歳以降
・水星の皆は、最初こそ反発していたが今はプロスペラとスレッタを受け入れている
・スレッタは5歳の時に注射を打ち、そこで「進めば二つ」を教えられた
・プロスペラはエアリアルの事を認識している(が会話はできないっぽい)

この「ゆりかごの星」を読むと、スレッタは普通に成長して、徐々に水星の皆に受け入れられていった。
と、読むことが一番自然なのかもしれませんが、何というか、どうにも私はここに違和感を覚えています。

スレッタは水星の人達とも、ちゃんと仲良くやっていけるだけのコミュニケーション能力を持っています。
ですが、実際に学園に来てみればあの体たらくです。
特に母への依存度は酷いもので、未だに親離れで来ておりません。

単純に、人見知りが激しくて臆病な性格なのが災いしてそうなっていると言う可能性もあります。
ですが、実際に水星の他の人達とも話せているわけですから、12年も付き合っていれば、本来はそこまで酷くならんやろ?と思ってしまいます。

まぁ、これは、私の感覚だと、という話なので実際はもしかしたら普通の事なの、か?
こういう事もあって、スレッタは洗脳されているという話になるのでしょうが、その割にプロスペラは忙しい時間の合間を縫って割と母親している感じなんですよね。

時間は無いものの、ちゃんと母の愛を注がれて、エアリアルという頼れる存在もあって、水星の人々にもある程度、お話しできるくらいの付き合いがあって、それであの状況は異常です。

で、私、常々、ここが不思議に思っていたんですけど、一つだけ説明できる理由があるんですよ。

実はスレッタって、生まれてから育つまでの時間が短いんじゃないか?

情緒の育成は、凄く時間がかかる行為です。
それこそ、様々な体験を通して徐々に積み上げてきてそうなる訳です。

エアリアルの方は割と落ち着いている印象があるものの、ちょっと心もとない部分もあります。
スレッタは言うに及ばずです。

ですけど、スレッタは4歳から16歳まで12年、育ってきたことが描かれています。
ほら、12年分がちゃんと表現されているじゃないか。

そうなんですよ、けど、私どうもそこが納得いかなくて、ですね。
色々、屁理屈をこねてみて、一つだけ説明できる説が出来ました。

もしかして、この年を取る表現って……水星ベースなんでは?

最初に申し上げておきますが、これは完全に屁理屈です。
正直、スレッタの存在にケチをつけようとしたらこうなった位な感じです(言い方)

で、じゃあ、水星ベースの誕生日ってなんだ?という話です。
私たちは地球に住んでいます。そりゃそうです。
ですので、1年の定義が決まってます。365日です。

ですが、仮にですけど、水星独自の基準で1年を換算していたら、どうなるでしょうか?
そもそも1年の基準って何でしょうか?
これは単純で、同じ日が巡ってくる日をもって1年過ぎたという事になりますよね。
ですから、惑星ベースでみると公転周期がそのまま1年と換算していいと思うのです。

じゃあ、水星の公転周期っていくつなんでしょうか?

Wikiの情報によると「水星の公転周期は約88日である。」との事です。
これは地球基準で言えば4倍は速いという事になります。

つまり地球の1年が、水星では約4年に相当します。

あれ、何か、つじつま、あってきません?
スレッタちゃん、16歳=4ちゃいは、正にそのままの可能性があるんじゃないか、とかとか。

ただ、それだとエアリアルが出来たのもかなり後になります。
つまり本格的に物事が動き始めたのは、ここ5年くらいという事ですね。

うーん、しかしミオリネの過去の描写を見るに、デリングが動き始めたのは、ミオリネの母が逝った後でしょうから、10年くらい前? この辺りはデリングの口から語ってもらわないとですね。

ゆりかごの星に見る、プロスペラの台詞の違和感

先ほど取り上げました、ゆりかごの星にて、最後の方でプロスペラがエアリアルに語り掛けるシーンがあります。

私、このシーンを読んだとき、凄く変だなーと思ってたんですよ。

※以下公式からの引用です

 その夜、お母さんが一人で格納庫にやってきた。僕以外には誰もいない。
 おかえり、お母さん。二人きりになるの久しぶりだね。スレッタ、喜んでたよ。
「ただいま、エアリアル。喜んでちょうだい。扉が開いたの」
 扉? なんのこと、お母さん。
「アスティカシア高等専門学園でモビルスーツの決闘が行われるわ。それに勝った人間が、デリングの一人娘と結婚するの」
 デリングというのはベネリットグループの総裁だ。この水星基地もベネリットグループの持ち物だ。
 だからこそ水星の人たちは、僕らを受け入れるのを躊躇った。魔女とレッテルを貼って、お母さんたちを魔女狩りしたのはデリング総裁だから。
「エアリアル、あなたたちは学校に行きなさい」
 あなた、たち?
 僕と……まさか、スレッタ!? 
私の最高傑作さん。あなたがスレッタの剣になるのよ」
 ダメ。
 ダメだよ、お母さん。
 僕はいいけど、スレッタはダメだ。あのコは、あんなにいいコなんだから。
 復讐なら僕らだけでやろうよ。スレッタを巻き込まないで。
 でも、お母さんに僕の声は届かない。
「見ててね、みんな。私たちの娘が、を取ってくれる!

まず、凄く上手いなと思えるのは、一見すると会話が成立しているように見える事です。

しかし、恐らく今までの状況を見るに、プロスペラとエアリアルは、直接会話できていません。
っていうか、明確に書いてあります。「でも、お母さんに僕の声は届かない。」って。
けど、それでも話しかけているという事は、届いていることは意識しているわけです。

まぁ、傍から見るとあれですが、プロスペラはエアリアルに向けて決意表明している訳ですな。

で、ここでのプロスペラの会話、凄く変だと思いませんか?

1つ目、エアリアルに対してちょっと距離がありませんか?
作中で恍惚としながら(愛しの)エリィとまで言っていた、あのプロスペラが。
つまり、プロスペラもエアリアルという統合自我とエリクトが別人であることは知っているわけです。

2つ目、エアリアルと言わずに、私の最高傑作さんと呼ぶ、この心情は何?
これは明確にガンダムを最強の武装として捉えた言い方です。
「あなたがスレッタの剣になるのよ」との言葉からもうかがい知れます。
つまり武器としてのエアリアルに対しての言葉ですね。
これが、エアリアル個人(?)に向けられた言葉かどうかは、非常に難しい所があります。
もしエリィと同じものと考えているのであれば、ここまで強く突き放したりしないと思います。

3つ目、「見ててね、みんな。私たちの娘が、仇を取ってくれる!」の曖昧さ。

まず、「見ててね、みんな。」ですが、この皆は恐らくヴァナディース機関の皆さんの事でしょう。
問題はこの先で、「私たちの娘が、仇を取ってくれる!」の部分です。

まず私たちの娘が、曖昧過ぎてミスリードしまくりそうです。
この言葉の意味は、大きく分けて二つ。

私たちの娘が、エレノラとナディムの意味なら、それはエリクトという意味です。
これがヴァナディース機関が主体の話だと、ルブリス(=スレッタ?)という事になります。

どちらにせよ面白いのは、ここで娘たち(複数)がではなく、明確に娘(一人)である所ですね。
ここから察するに、私はこの娘をエリクトであると考えました。
もし、統合自我なら、恐らくは複数形で表現すると感じたからです。

で、その先の「仇を取る」発言ですが、これも実は二通りある事に気が付くと思います。

勿論、最初に思いつくのはデリングですね。
ヴァナディース機関を滅ぼした巨悪の象徴ですからね。

ですから、皆さん、当初よりこの一文を見て、デリングにプロスペラが復讐する構図を描いていたと思うのですよ。
ですが私は一貫して、その構図は多分無いと思っています。

これは事あるごとに書いております通り、そんなレベルの話ならとっくにデリングの命は潰えているからです。
学園に入学した時点でやろうと思えば何度も、何度もチャンスがありましたし。

ですが、実際に蓋を開けてみれば一向にその兆候すらありませんでした。
では、ミオリネをどん底に落とすことで復讐するんだ!と思う人もいらっしゃるでしょう。
こちらも、表面上そういう風に見える状況になる可能性は大ありなのですが、心情的には無いと私は思っています。
この辺りはプロスペラの考察で既に掘り下げてますので割愛しますね。

私は、最初からプロスペラの言う仇はデリングではないと思っています。
え? じゃあ、仇って何なんだ? という話に戻ってきます。

仇を取ると書くと、イメージとして誰かを誅することが先行しますが、仇は人であるとは限らないのです。

ではもし仮に仇が人ではないなら、皆様、何を想像しますか?
私の記事をお読みの方はもうお分かりですよね?

そうです、GANDの呪いです。

もう初期からずっとそう言ってます。
ですから、目標は常にそこにある筈なのですよね。

という訳で、このプロスペラのセリフの裏を、私なりまとめると、こうなります。

見ててね、(ヴァナディースの)みんな。
私たちの娘(エリクト)が、仇を取(GANDの呪いを打ち破)ってくれる!

さて、これは何を意味しているのでしょうか?
私は、エリクトがGAND生命体として世の中に降臨し、GANDの呪い以上の希望を与える存在となる事だと思っています。

もうその下準備はほぼ完了しました。
後は、クワイエット・ゼロがどうなるかに全てがかかっております。

まぁ、この辺りはガンダムなので一筋縄ではいかないと思うのですが、最終的には、エリクトが担う役をスレッタが自分の意志で体現するという形になってハッピーエンド、だと良いなぁという感じです。

期待しちゃいましょう。
呪いが祝福に変わるその日を、楽しみに待ちたいと思います。

スタッフの皆様方も、また大変だろうと思いますが、無事に走り切って欲しいです。
応援しておりますよ!

今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。

© 創通・サンライズ・MBS

コメント

  1. UC より:

    18話、2回見たんですけどまだ自分の中で情報と気持ちの整理ができなくてですね
    なんてお話なんだと。ただただ自分で自分を抱きしめ、泣きじゃくることしかできない
    まさに生まれ落ちた赤ん坊のようなスレッタを見ることになろうとは
    冷徹な魔女にしか見えないプロスペラの、エルノラとしての、母の顔を見れるとは
    そしてエリィの真実。強化人士とエラン・ケレス、ペイル社の真実。
    チュチュパイセンのイケメンっぷりやメスガキ懺悔室、動き始めた太っちょおばさんに
    ミオミオ、グエル、ラウダ、シャディクの動向と1秒も目を離せない濃度でしたね
    エリィに関してはどうやらヴァナディース事変の4歳ではなくその後何年か経ってから肉体の死を迎え、そうなることを予想していたエルノラが事前に用意した肉体がスレッタみたいですな
    ヴァナディース襲撃が21年前、スレッタが16歳ですから5年の差だからエリィは9歳までは生きたと見るべきでしょうか
    なんにせよみんなスレッタを解放したい、自由に生きて欲しいためにやってるのに本人にはそれを言葉として伝えないから1ミリも伝わってない
    こんな悲しい話はないですよねぇ・・・切なくて泣けますよホント
    まだ自分の中でも消化し切れてないのでこのへんで

  2. 泉絽 より:

    >>1
    UCさんへ
    こんにちはー
    いつもこの自己満足記事にコメントありがとうございます!
    今回は今までひた隠しにされてきたスレッタの謎に迫る重要な回でしたね
    やっぱりエルノラママは、ずっとママンだった、という事でしょうね
    本当にこのスタッフ、心をえぐってくるので気が抜けません
    スレッタの捨てられた赤子の様に泣く姿は本当に心に来ますね
    家族から否定されてしまった(ように本人は感じている)彼女は、どうやって進んでいくのか?
    ここから進めば二つの試練が彼女に襲い掛かることになる事でしょう
    私達視聴者は応援しているぞ、スレッタ!
    地球寮の皆の良さ(特にチュチュ先輩)が際立つわけですが、スレッタが立ち直れるかどうかは彼らの動き次第ですね
    まぁ、多分、どっかの部屋の人達を巻き込んで学園中心の第三勢力として動き始めると思います
    何にせよ情報量が多すぎたので取り上げる事すら諦めました、はい
    エリィの死亡時期や、その後の動きは今の時点では情報が無くて考えるのが難しいんですよね
    ガンビットが増えている事から、スレッタの前に4人いたはずなんです
    記事にも書いたのですが16年過ごした割に情緒が幼い事を加味すると、ちょっとおさまりが悪いなぁと
    身体をもしかしたら使いまわして継ぎ足していっているなら可能性はあるのですが、割と鬼畜な話なので、とりあえず保留です
    今回の作品はずっとこのパターンなのですが、根底にあるメッセージが浮き彫りになってますね
    UCさんの仰る通り、伝わってないし伝えようとしてないんです
    誰もかれもが最善と信じる方法を好き勝手に進んで、こんな悲劇になっている訳ですね
    切ない一方で、とても強いメッセージとなっているなと私は感じました
    この悲しみに浸れるのも、本作ならではだと思うので、今はゆっくり心を休めて来週に備えて下さいね
    ではではー

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