《アニメ》　機動戦士ガンダム　水星の魔女　第１９話感想

さて、今回も私の妄想力がさく裂してかなり先の事を勝手に語ってます。

あまり影響を受けたくない人は回れ右推奨ですよ！

今回は終わりも近づいてきたという事で、私なりにこの作品を通して、感じてきた事をまとめます。
この作品は、様々な事を私達視聴者に訴えかけてきておりますが、皆様はどうお感じでしょうか？

私がこれは外せない。これは大事だなと思う所を取り上げてご紹介していきたいと思います。

各々が気を使い、そして言葉が足りないという状況

これは決して作品内の世界だけという訳ではなく、むしろリアルであるある案件なので真っ先に取り上げておきましょう。

今作を見ていると、多くの登場人物たちは色々と大事なものがあってそれを大切にしている節があります。
それは視聴者という神の目線では嫌と言うほどわかるのですが、では実際に作品内の個々の視点で見るとどうなのかと言えば、全く分からんだろうなぁというのが面白い所です。

例えば、前回のスレッタの過酷な状況についてですが、これもこんな感じです。

こうやって見てると
グエルくんだけが
ちゃんと素直な感情を相手に伝わるように伝えてた
って気付いて涙が出てきた#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/ZaWPic1w7S

— ASOBEYA@迷走中 (@13Rider) May 21, 2023

皆が皆、スレッタの事を気遣っているわけですが、当の本人にそれが伝わるやり方をしているのはグエル君のみという皮肉な結果となっております。
そのグエル君もミオリネの本心は理解していますが、当のスレッタ本人にその事を伝えられていないため、救われない結果となっております。

皆が皆、スレッタの為にと思いつつも、本人を傷つけてしまっています。

それでも今回、スレッタは地球寮の皆に支えられ、その事実を知りました。
お話の流れとしては都合が良い形で巧くまとまりましたが、現実はそう簡単には行きません。

では、この事実から読み取れるメッセージとは何なんでしょうか？

ここに「進めば二つ」という言葉が更なる意味を与えてきます。

それは「大切な事は言葉にしないと伝わらない」という事です。
そして更に突き詰めると「大切な人と分かり合う事を諦めるな」という事です。

逃げれば、傷つかないが手に入りますが、後悔が残ります。
進めば、傷つくかもしれませんが、新しい未来が手に入るかもしれません。
ここで大事なのは、傷ついて失敗するかもしれないけど、それでも痛みという経験は残るという事です。

傷つくことを怖がって何もできない自分になるか、傷ついても少しでも好きになれる自分になるか。
諦めて自分に言い訳をしつつ、悶々と過ごすのか。

これは、自分自身で決めて進まないといけない、私達、一人一人の課題です。

セセリア、何だかんだでいい子だよね
#水星の魔女 pic.twitter.com/OEu2cZ0jkB

— ファニー (@fate77black) May 28, 2023

割とセセリアのこの言葉とかも、良い方はきついですが、言っている内容は至極真っ当で優しいですよね。

マルタンも皆の為と思いながら、誰にも言えず苦しみました。
ですが、本来はそれを皆で一緒に抱えれば何か新しい道があったかもしれないんです。

割とこんなこと、日常茶飯事ですし、どこにでもありふれている事なんですが、そういう事をこの作品は訴えかけてくれていますね。

ちなみに、一応、書いておきますが誰とでも腹を割って話せばいいという話ではありません。
実際問題は、それだけ労力を割くわけですから、誰でも彼でもそんな事して居たら、身も心も持ちません。

「大切な人と」という所がキーワードなんですよね。

終盤戦に入って、ますます厳しい状況になる中、そんなメッセージが強く浮き彫りになっていきます。
是非、ご自身の心に刺さるメッセージを、探してみて下さいね。

勝手な妄想②：これは猛烈に滾る展開になりそう

まだ現段階では妄想の反中ですが、少なくとも今回のお話で、以下の事は確定したように思えます。

もはやこの対決は避けて通れない #水星の魔女 pic.twitter.com/3UGnhsL6Wi

— ナイジェッル (@fate_prototypeB) May 28, 2023

と同時に、スレッタはどう動くのか？　という所が気になるのですが……

私は、最終的にファラクトに乗って動かざるを得ないと思っています。
もしくは、最初は地球寮のデミトレーナーで参戦からのモビルスーツチェンジの可能性ですかね。

恐らく、プロスペラとエアリアルを止めるためにクワイエット・ゼロに行くことになるでしょう。

そこでの対決となりそうですが、この展開は５号君と真・エラン君の行動がカギを握りますね。

また前から私が唱えていた、スレッタの総ＧＡＮＤ説は脆くも崩れ去りそうな予感です。
ちゃんと人間らしい反射に、外れたヘアバンド（母からの離別）。
ま、まだわかりませんが、一段と可能性は低くなりましたね。
一応、どんでん返しもあるかも、とか思いつつ、この流れは無さそうだなぁとかとか。

という訳で、好き勝手語って惑わせてしまって読者の皆様にはごめんなさい！
まぁ、ま、まだわからんけど（９０％ないと思ってる）、そうなるとスレッタが生身として仮定したらどうなるかを考えてみます。

恐らく現在の情報ではスレッタにデータストーム耐性が無い可能性があります。
その場合、ファラクトに乗ったスレッタは命を蝕まれ、それでもなお進もうとするでしょう。

であるならば、そんな時に、ファラクトに宿ったエラン君４号がそっと手助けしてくれる……という、王道パターンがすぐそこまで来ている気がする！

というか、その流れならそうなって欲しい！
ハッピーバースデーは呪いじゃないって、二人で体現して欲しいですね。

さぁ、最終回まであと３～４話？　早くね？

スタッフの皆様方も、また大変だろうと思いますが、無事に走り切って欲しいです。
応援しておりますよ！

今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。

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