このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。
春も真っ盛りとなって参りましたが、春と言えばじゃぶマイです(強引
今のところは開催方向で進んでいるようなので、まずは一安心です。
さて先日の記事では、無事、シクラメン合同シール企画も準備完了と言うお知らせを致しました。
しかし、ところがどっこい。実は、更なる続きのお話があったりします。
そんな感じのドタバタ劇を今回もご紹介です。
今までの活動履歴はこちらになります。
nn※注意
本作品に登場する人物は、リアルと著しく異なる脚色がされている場合がございます。
また、お話としての性質上、虚実織り交ぜながら作成しておりますので、ご了承ください。
【登場人物】
・泉絽 私の事です。基本的に私の主観で物語を見ていきます。(裏書担当!)
・りね 花騎士マンの生みの親です!(勿論、作画・デザイン担当!)
・すら 泉絽とは古くからの友人であり、シールコレクター界では大物らしい?(シール指南担当!)
花騎士マン 制作秘話【17】
【2021年 3月末】
遂にシクラメン合同シール企画で頒布するシールが届いた。多くの絵師様達が描いてくれた、多種多様なシクラメンちゃんシールが、これでもかと並び揃った姿は圧巻の一言である。
「けど、無事、シールも用意出来て良かったね」
「うむ、これも、すら氏が色々と尽力してくれたおかげだ。ごちそうさまでした」
「いや、ちゃんと返してね?」
「はっはっは」
「泉絽氏、なんなら今から取り立てても……」
「ナマ言ってスイマセンでしたぁ!!!」
「屈服するの早ッ!?」
まぁ、その辺りはお互いじゃれている物の、きっと何とかなる。だってすら氏だもん。
「だから、そのモノローグに悪意を感じると」
「何も裏の意味はないのだよ」
「まぁいいや。それはともかく、素敵な仕上がりになって良かったね」
「本当にだね。これも参加して下さった絵師の皆様に感謝だよ」
「これで後は、じゃぶマイを待つのみかー」
「ん? 何を言ってるのだね? すら氏よ」
「え? だって、もうシールできたんでしょ?」
「ん? 一応、最低数は揃ったね」
「は?」
「え?」
「待って泉絽氏。だって、前に16種って言ってたじゃない」
「すら氏よ、良く聞いておかないと。私はちゃんと『現在は』と前置きしたぞ」
「うっそだぁ……(花騎士マン16確認中)。……うわぁ、本当だった」
事実、私は嘘は言っていない。ちゃんとあの時点での完成品をご紹介しただけなのだ。
実はあの時点で、1種増えるかもしれない状況になっていた。しかし、確定してなかったので敢えて言及はしなかったのだ。
「しかし、それはまた、というかどうして増えたの?」
「これは、話すと長くなるんだけどね、ほら先日、とある同人即売会が行われたじゃない」
「ああ、確か、仕事を抜け出して様子見に行ったんだっけ?」
「うむ。たまたま職場から近い事もあって、ふらっとね」
「ふむふむ、それで?」
「まぁ、凄く残念なことに、殆ど人がいなくてね」
「このご時世だもんね……」
そうなのだ。その同人即売会が開催されたのは、流行り病の真っただ中で、緊急事態宣言も真っ只中と言う状況だった。
やはりそういうご時世だった事もあって、私が見た事もない程、閑散とした即売会であった。
何というか、身につまされると言うか寂しいと言うか、もう、「おのれ!流行り病め!!」という酷い状況だったのだ。
ちなみに、会場の端に設置されていたダンス的なあのゲームの音が、酷く物悲しく感じられたのは私だけでない筈。
「しかしまた、何でそんな所へ行こうと思ったのさ?」
「ああ、それはだね、花騎士のとある公式絵師さんが一人で出展されていたからなのだよ」
「ほほう?」
「花騎士コンテンツで、只お一人で参加されているらしいと知ったので、これはご挨拶する良い機会なのではと思いついてね」
「まぁ、何となく打算が見え隠れしないでもないけど、そこで行くところが泉絽氏らしいよね」
「打算、大いに結構! あわよくばとは思っていたけど、それ以上に結果的には行ってよかったよ」
「そうなの?」
「うん。さっきも言ったけど、閑散としてたの。凄く」
「そうらしいね」
「その絵師様のところに行ったらね、絵師様と団長様一人しかいなかったの」
「Oh……」
正直に言って、想定外だった。
幾ら流行り病の影響があったとしても、数人位、いや十数名くらいは入れ代わり立ち代わり団長さん達が来るんじゃないかなーとか思ってたんだ。
それが、まさかのお一人。そしてその方と談笑している中に、私も混ぜて貰う形になったのだ。
「もう、その絵師様も、団長さんも凄く良い人だったから、会話に混ぜて貰って一緒にずっとだべってました」
「そういう事が出来るのが即売会の魅力だよね」
「まぁ、まさか1時間も延々話す事になるとは思わなかったが」
「ながっ!?」
結局、お二人の好意に甘える形で、私も楽しい時を過ごさせて頂いたのだ。
というかすっごい騒がしくしてしまった気がして後で帰って、頭を抱えたのはナイショである。
「ああ、泉絽氏、乗って来ると声も大きくなるしね」
「もう典型的なオタク気質で本当に、申し訳なさでいっぱいでございます。その節はご迷惑をお掛けしました」
「いや、こっちに言われても」
「申し訳ございませんでしたぁあああ!」
「だからって外に向かって言われても」
もし仮にあの時に同じ場所にいて、ああ、あのおっさんか、となった方には、謝罪を。
だって、楽しかったんだもの。そもそも公式絵師様なのに全然気取らないし、凄く丁寧に接して下さったし。
ご一緒頂いた団長さんも、凄く良い方だったので、色々と会話も弾んで本当に、その節はありがとうございましたと申し上げたい。
「という訳で、その話の流れで花騎士マンや、合同シール企画の話になってね。結果、快く参加をして下さったわけだ」
「なるほどね。まぁ、多少の打算は有ったとはいえ、参加頂けたのは嬉しいね」
「うむ。凄くあっさりと『あ、いいですよー』って、マジか!?って感じだった」
「何と言うか、花騎士界隈の絵師様ってフットワーク軽いよね」
「他の方もそうだけど、普通に参加して下さるとか、何だか普通の定義が揺らぎそうだよ」
「そこは勘違いしない様にしないとね」
「そうだね。本当に運よく、しかも優しい絵師様方だったからこそって思わないと。ご迷惑かけるのは嫌だしね」
それでも、その場の勢いとか雰囲気に流されてという事もある。
お仕事だって他の方の正規のご依頼だってある訳なので、趣味の活動の為にそのリソースを奪う訳にはいかないと私は考えていた。
だから、その後のやりとりでも「可能な範囲で」という事を念押しした上で、無理だったらいつでも断って頂いて構わない旨は伝えていたし、基本は断られても問題ない形で進めていた。それが、今までの状況だったりする。
「けど、こうやって発表できたという事は?」
「うむ、無事、じゃぶマイで出せる算段が付きました」
「おお、じゃあ更に増える……あれ? 泉絽氏、費用は?」
「ギクッ……だ、出したよ? ちゃんと」
「ねぇ、泉絽氏、値上げするんだよね?」
「したよ? もうしたヨ?」
「泉絽氏?」
「……サラバダ」
「あ、逃げた!?」
そうして泉絽は風になった。値上げはもうしない。そう心に決めて。
シクラメン合同シール企画 1種増えました
さて、すらさんのいう事は、ちゃんと後々の事も考えての発言ですからね?
さらに重ねて申し上げますが、ちなみにこの話はフィクションですからね!
で、先に書いておきますが、今回の件で値上げは致しません。
前回ご紹介しました通り、1セット5,000円にて、頒布させて頂きます。
この事も込みでの値上げなので、大丈夫です。多分。
更に公式絵師さんの作品が1枚増えて、よりお得感の増したこのセットを是非、お手に取って頂ければと思います!
では、そんな感じで更に参加して下さった公式絵師様と共に、シールをご紹介です。
飛び入り参加して下さった公式絵師様は!?
そんな訳で、快く参加し寄稿して下さった公式絵師様をご紹介です。
恐らく、多くの団長様は既に何となく察して下さっているかと思います。
シロツメクサちゃんの公式絵師様である、中村べーたさんです!
現場でお話しさせて頂きましたが、とても気さくな方で、この企画にも快く参加をして下さいました。
改めましてご参加・ご寄稿頂き、ありがとうございました!
しかし、今回の企画は自分で言うのも何ですけど、凄い事になってますね。
うーむ、公式絵師さんが3人も参加して下さるとは、ありがたや、ありがたや。
しかも、全員☆2花騎士の絵師様という事で、何か運命を感じます。
これを機会にもっと低レアの子達が日の目を見て欲しいものです。
さて、そんな訳で企画としては後はシールの到着を待つのみ。
そしてご紹介は、じゃぶマイ数日前になる予定だったのですが……
印刷業者さんが凄い頑張ってくれたようで、何と先程、手元に届いてしまいました。
業者さんありがとう! という訳で、出来上がったシールをいち早くご紹介したいと思います。
これまた、中村べーたさんの絵柄が存分に込められた、あざと可愛いシクラメンちゃんが爆誕しました!
更に色んな個性の詰まったシクラメンちゃんが増えてくれて、凄く嬉しいです。
改めまして、素敵な作品をありがとうございます。
これも一期一会かと思いますので、もし運命を感じられた方は、是非、お手に取って下さいね。
全17種セットをじゃぶマイ10にて頒布予定です
予定通り開催されれば、次のじゃぶマイにて頒布予定であります。
ちなみに、今回のじゃぶマイ開催においていつもと少し違う仕様となっているようです。
じゃぶじゃぶマイドアリ!公式アカウント@jb_maidoari
【一般参加者の事前登録開始について】
お待たせしました。一般参加者の事前登録を4月2日より開始します。今回は時間帯別の限定入場方式となり、全ての参加者が事前登録をして下さい。詳細については、下記ホームページをご覧下さい。どうぞ宜し… https://t.co/BMxIU04B2K
入れ替え制や「Livepocket」での事前登録の必須など、システム変更がありますので歴戦の団長さんは特にご注意くださいね。
じゃぶじゃぶマイドアリ!公式アカウント@jb_maidoari
【登録方法について】
Livepocketの登録から購入までの手順が下記ページに掲載されてますので是非参考にして下さい。【当イベ… https://t.co/dQlvgvAJQF
会場はいつもの「大田区産業プラザPiO」です。
京急蒲田駅が最寄りの駅となります。
JRの場合は少し歩きますのでご注意ください。
頒布は、当サークルであります『Team HKM』にて行います。
場所は「花11.12」となります。
過去の花騎士マンやその他グッズも少量持って行きますので、もし気になっている方がいらっしゃいましたら、是非、お手に取ってみて下さい。
また、今までの世に出した花騎士マンシールやグッズをまとめた記事を作成いたしました。
宜しければこちらもご活用くださいね。
今回の記事は以上になります。
お読み頂き、ありがとうございました。
『フラワーナイトガール』(C) DMMゲームズ
コメント
更新お疲れ様です!
なんとべーた先生の参戦とはΣ(゚Д゚)!
嬉しいサプライズです(*´ω`)。
ツイッターフォローさせてもらっていますが本当にきれいな絵を描かれる方ですよね~。シロツメクサちゃん可愛い!
11:30からのチケットは購入したので今回こそ是非ご挨拶させていただければと思います。シクラメンちゃんシール楽しみです。
はやり病は厄介ですよね~、まあ感染者数の数値見れば日本は相当良い方ですが。いろんな業界の方々が対策ちゃんと取ってくれているおかげで安全に暮らせていいるのは本当にありがたいことです。
油断はできませんが、言うてるまに落ち着いてくるかな~と個人的には楽観してたりしますね。
こんにちは~
じゃぶマイ10、開催されるのですね。こんなご時世でなければぜひ参加したかったです。GWは免許の更新もあるので自宅に戻るのですが、タイミングが悪かったかな戻るのはじゃぶマイの翌週なんですよね。機会があれば自分もぜひ参加してご挨拶に伺いたいと思います。
公式絵師さんのシクラメンちゃん、めっちゃ可愛いですね(*´▽`*) 今年は志村面たんに愛される年だなぁ・・・ではでは~
>>1
どろろんさんへ
こんにちはー。
こちらでもコメントありがとうございます。
私も嬉しいサプライズでした!
本当に、べーた先生も含めて、参加して下さった絵師の皆様に感謝ですよね。
そうなんですよ、べーた先生は、淡い感じのあの独特な表現が本当に素敵ですよね。
実は現地でもササっと色紙にオリジナルキャラを描かれていました。
そのキャラが可愛いんですよね、本当。あの子は無事何処かにわたったのかな?
おお、じゃぶマイいらっしゃるとの事で、歓迎いたしますよ!
冷やかしでも結構ですので、是非、遊びに来て下さいね。
あ、10セット位持って行ってくれてもかm(うわなにをすr
ただ流行り病の事もありますので、対策は万全に行ったうえで来ていただければと。
まぁ、かなり治療方法や特性が既知の物になって来たので、重症化からの死亡リスクは当初に比べ大幅に減ったようですが、かと言えなめてかかる訳にもいきませんからね。
報道ベースでは広まってないですが、クロミプラミンの医療例が確立し広まれば、少なくとも対処療法は問題なくなりそうです。
それに対策も皆さんしっかりとられている方が殆どなので、気を付けて生活する分には、リスクは少ないですね。
当日は私も対策したうえで、皆さんをお迎えしたいと思っておりますので、気軽にお越しくださいませ。
ではではー。
>>2
カビパパさんへ
こんにちはー。
こちらでもコメントありがとうございます。
じゃぶマイ10は、今の所開催予定の方向で動いているようです。
これでどっかの都知事が、とち狂った事を言い出さなければ大丈夫かと思います。
とは言え、流行り病に対しての対応は、やってやり過ぎる事は……あるのでしょうが、まぁ、かからないに越した事はないので、かかったらまずい方や持ち帰ったらまずい方は、まだこういうイベントに参加するのは難しいですよね。
私もかからない様に対策はしていくつもりですが、それでも完ぺきではないので、その辺りも覚悟しつつ楽しませて貰います。
という感じで、カビパパさんも今回は厳しいでしょうが、世の中が落ち着いたら是非いらしてくださいね!
本当に公式絵師さんだけでなくて、絵師皆さんの作品が文字通り光っております。
可愛いシクラメンちゃんから綺麗なシクラメンちゃん、はたまた幻想的なシクラメンちゃんと、皆さんの素敵な作品が目白押しですので、是非、お手に取って頂ければ幸いです。
ちなみに、一瞬、うしろ?を振り返り、ふと殿の事を思い出しました。
流行り病の許されざる罪状の一つが正にそれですからね。
そして1分ほど後に、嫁の事だとわかりました。そんなシクラメン団長が私です(ぉ
ではではー。