《花騎士》　花騎士団長のド素人園芸日誌【１０】

皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

先日まで梅雨が……とか言っていたら夏さんがいらん本気を出してきました。
じめじめとした気候はそのままに、温度が急速に上昇し、近年まれにみる危険な状況へと早変わりであります。

そんな状況下で、更に我が春庭は存亡の危機を迎えておりまして……
もうどうしましょう？　って感じで対処に苦慮しております。

今迄の記事はこちらになります。

悲惨な状況ですがご興味があれば、ド素人な団長の右往左往する様をお楽しみください。

そんな様子を今回もダラッとご紹介したいと思います。

新たに入団した花騎士（リアル）

nn
いやぁ、今年の夏が駆け足どころか、親方！　空から！　的な勢いで降って来ました。
そしてやっぱりこういう状況のせいなのか、投げ売りされている子が多い印象です。

そんな中、いつもフラっと立ち寄るお花屋さんでも、
死にかけていたり投げ売りされている子がチラホラ見受けられました。

そう言うのを見てしまうと、思わず拾い上げてしまうのが団長の性と言う物でしょう！

ツワブキ

実はこの暑さのせいで、何人かの花騎士があえなく旅立ちました……シクシク。
上手く育てて上げられなかった自分の不甲斐なさもありますが、それはそれ。
物理的に飽和状態だった我が春庭のスペースに新たな子を迎えるチャンスでもあるという事です。

そんな中でふと店頭を見ていると、何やら前から気になって探していた子が。

そう、ツワブキちゃんです！！
いやぁ、この子、ランタナと同じくらいあちらこちらで良く見かける子なんですが
如何せん、店頭で探しても中々見かけなくてですね。

あまりに見ないものですから、路地でぼうぼうに生えてる彼女を
かっさらってきたくなる衝動が最近芽生え始めていた所に、遂に出会えました。
ちなみに路上だろうが勝手に持ってきたら犯罪ですから、良い子の団長はやったらだめですよ！？

どうもお店の方によると、今年はあまり流通してないとの事で、ラッキーな出会いでした。
という訳で、早速プランターにちょこんと植え替えて様子見中です。

ちなみに花騎士としては、こんな感じの子ですね。可愛い！

この子は冬の間、ずっと綺麗な花を見せてくれる子なので、お迎え出来て凄く嬉しいのです！
これでシクラメンちゃんも元気になってくれれば、冬の寒さも耐えられそうです。

ゼラニウム姉妹（モミジ葉ゼラニウム・ゼラニウム）

実は少し前からシレっとお迎えしているのが、ゼラニウムです。

しかも、このモミジ葉ゼラニウムちゃんは、実はお迎えして半年は経ってたり。
何故、ご紹介していなかったかというと、お迎えした時はめっちゃ小さい苗だったからという事と
ちょっと写真を取るのに大変な所に置いてしまったので、ぶっちゃけ面倒だから良いかなー的な問題で……はっはっは。

しかし、彼女もこの梅雨・夏に負けずに育ってくれてます。
流石、ある一部の成長が著しい一族だけはありますね（多分関係ない

ちなみに、その少し後にお迎えしております普通のゼラニウムは、
有難い事に綺麗な白い花を咲かせてくれています……が、置いた場所が悪かった。

まさかそこを突き抜けて花を出して来るのは完全に予想外でして。
まぁ、綺麗だから良いかとそのまま放置中（ぉ

うーむやはり、ゼラニウムはお手軽に育てられるみたいで良いですね！
私は胸部装甲が薄い方が好みなのですが、これからも宜しく！（聞いてない

スイレン　＋　ホテイアオイ

遂に我が春庭にも、水生植物がやってきました。

ちなみに、スイレンさんは花騎士だとこんな感じ。可愛いメイドさんなのです。

話を戻して、正直、物理的に限界を迎えつつあるこの春庭の惨状を鑑みて、何をやっているんだと思わなくもないんです。でもね、でもね、なんか凄く目に留まってしまったのです！
だって暑いんだもの（ぉ

そして色々と聞いてみたら、何やらホテイアオイを水に浮かべると水が綺麗になるとか、
メダカがどうとか、聞くとほら心躍りませんか？　……踊りませんか、そうですか。

とにかく、ワクワク感に負けました。そして無知の罪深さを改めて知りました（ぉ

いや、正確に言えばスイレンさん達自体の設置は既に場所の見当がついていたのもあって
何の問題も無かったのですが、問題は付属のメダカちゃんの方でした。

メダカとか金魚って縁日でしか見た事が無かったので、実際に飼うのは初めてなんです。
なのでちょっとテンション上がって何も調べずに決めちゃったのが運の尽きでしたね。
何となく水道水でドバー！ざばーってやれば飼えそうじゃやないですか（語彙不足

それに鉢とか色々諸々とサービスして貰っちゃったので、俄然やる気に。
さて、頑張って設置するぞー！　と帰ってきていろいろ調べて絶望しました。

実はメダカは水合わせという処理が必要との事。

水合わせと言うのは、メダカを違った環境になれさせる為に必須の作業で、
いきなり水道水を溜めた水槽に入れたら、ほぼほぼ確実に逝ってしまわれるほど繊細らしいです。

知らんかった。何か投げ売りされてるイメージが強かったから亀並みに適当で良いのかと。

更には使う水もカルキを抜くために、数時間は日差しの下に水を置いておかねばならないらしいです。
水道水にはカルキが入っているので、そりゃそのまま使ったらだめだよねって話です。

さて、勇んでお迎えしたメダカちゃんは、「小さいビニール袋」に「１０匹」がひしめき合ってる状態。酸欠待ったなし。

カルキ抜き用の薬剤もあるようですが、もう日も暮れる刻限。
次の日は朝から晩まで仕事で正味まる１日は放っておくことに。おう、詰んだ（本気で愚か

とりあえず、スイレンさん自体はすぐにスイレン鉢へと植え替え完了。
これはカルキ抜きとかしなくてもいいよね？と、ざっくりとやりました。

そして、とりあえずカルキが抜けきってないかもだけど、朝に水合わせだけ試そうと、就寝し……
朝起きたら、既に３匹がお亡くなりに……すまぬすまぬ……。

その状況を見て焦ったのが更に悪かったのでしょうかね。
水合わせを仕事に行く前に雑に行い、そしてそのまま出勤しました。

心の片隅でメダカ達大丈夫かなと、心配しつつ戻ってきたら更に５匹がお亡くなりに。
すまぬ、計画性の無い団長で本当にすまぬ……。

という訳でして、残った精鋭である２匹が何とかスイレン鉢へと移住を完了しました。
一応、今も元気にしております。

８割の損失って戦争なら壊滅も良い所です。やっぱり下調べはしないと駄目ですね。

一応、真ん中に一匹！見えますかね？　何とか頑張って生きてくれています。
もしスイレン鉢＋メダカのビオトープを考えていらっしゃる方は、
事前にカルキ抜きをした水を用意しておきましょう！　でないと私の様になりますよ！！

また、最終的には水の中にボウフラ（蚊の幼虫）やらが沸くのでそれを餌にして生き続けてくれるらしいのですが、初期の段階では餌になる物が無いので、１００均等で餌も用意しましょう。

とりあえずは１日１回、様子を見つつ餌やりを続けて、生き延びてくれることを祈ります。

スイレンさんも花を咲かせてくれると良いのですが、はてさて？

マーガレットコスモス

商品入れ替えの為、おまけで頂いて来た子。
前にご紹介したユリオプスデージーに似ていまして、花の見た目もそっくりです。
ただ、葉っぱが全然違うのでそれで、すぐにわかります。私でも分かる！（自慢にならない

この子は常緑樹のようで、葉っぱが青々としています。健康的！
ちなみにユリオプスデージーは葉が白いので、幻想的！
夏から冬にかけて長く楽しませてくれる貴重な子なので、これからも育てていきたいですね！

一方でいつもの花騎士達

やはり暑さは大敵ですね。
結果として、うちの精鋭たちも流石にダメージが大きいらしく……色々と大変な事に。

アジサイ（紫陽花）

悲しい事にあれからさくっと葉が全て落ちてしまい、丸坊主に。
原因を考えてみたのですが、恐らくエアコンの室外機から出る温風が照り返して当たったのではと。
とは言え、昨年から位置を変えていないので、条件的にはあまり変わらない筈なのですが……
とにかく、落ちてしまった所を切り落として、室外機の風が当たらない日陰に移動しました。

一応、枝の隙間から新しい芽が出てくれているので、
復活してくれることを期待しつつ、様子を見たいと思います。

シクラメンちゃん（ローゼス）

シクラメンちゃんズで、最後まで葉を付けていたローゼスちゃんが遂に脱落しました。
これから休眠に入る物と思われます。いや、だって暑すぎるもんこれ。
既にチモちゃんズが眠っている休眠所があるので、そちらで夏を越して貰って
秋にはまた元気な姿を見せて欲しい！

その他、花騎士達も急な暑さに参っているようで、
葉が黒くなって落ちたりと散々な状況です。

その中でも頑張って乗り切ろうとしてくれている子も多いので、
様子を見つつ、強く育っていくことに期待したいと思います。

今回の記事は以上になります。
お読み頂き、ありがとうございました。

 
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