《テク×４》　のんびりテクテク日記【１３】

皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

全国のテクターの皆様方、今日も元気にテクテクしてますでしょうか？

先日、〇〇〇〇〇へ潜入すると言ったな……あれは嘘だ（何

いやぁ、行くつもり満々だったのですが、最近寒いんです。
この寒さであんな所行ったら死んでしまいます……（謎
そんな中、別方向へ気晴らしにテクテクしに出掛けたら、またも色々と発見がありまして。

そんなこんなで、相変わらずグダグダなテクテク日記をご紹介いたします。

※注意
こちらのゲームは２０１９年６月１７日でサービス終了となります。
ご興味を持って下さった方には申し訳ございませんが、その旨ご了承ください。

のんびりテクテク日記【１３】
今日の一曲

のんびりテクテク日記【１３】

nn最近、急に肌寒くなったり、かと思えば温かかったりと
正に三寒四温を体現している気候ですが、皆様、お元気でしょうか？

私の方は、現在、２３区制覇という野望に向かって邁進中なのですが……
その中でちょっとどうした物かと、悩んでいる場所がありまして。

それが、世田谷区なんですよね。

いやぁ、ここ広いんですよね……。
大田区と渋谷区経由で、隣り塗りを進めているのですが、
広すぎて、こう何と言うか精神的にきついんです。

しかも、私の大嫌いな戦闘を強要して来る、お邪魔モンスターが本当に邪魔でして。

なんか連続で塗っていると、時々、フィーバーした様に
お邪魔モンスターが沸きまくるタイミングがあるんですよね。

そんな時は、むっきー！！　ってなりながら、そっとアプリを落します（惰弱

そんなこんなで、まぁ、となりぬりも楽しいのですが、やはり現地ぬりもしたい！
そう思った私は、フラっと散歩に出たついでに、旅に出ます。

そう、世田谷区を少しでも塗ってやるんです！！

そうだ、ついでだからお花見をしよう

本当に思い付きで出たので、どのルートで行くか全く決めてませんでした。
そうしてふと、今年はまだお花見をしてなかった事に気が付きます。

世田谷区の隣は、そう目黒区です。
目黒区と言えば、目黒川の桜並木が有名なのです。

よし、では川沿いに花見を楽しみつつ、塗りに行こう。

この思い付きはとても素晴らしいものに、その時の私には思えました。
そう、元来、私は基本的に浅はかでありますので、大抵の場合はオチが付きます。

そして今回のこの行動にも、勿論ながら、綺麗にオチが付きました。

見ろ、まるで人がゴミの（以下略

某大佐の仰る通りの光景がそこには広がっていました。
川沿いに広がる、ひと人ひと人……もう、全てを薙ぎ払いたくなる勢いです。

しかし、来たからには、やはり少しでも堪能しないと勿体ない！
そう思ってしまった私は、人の波への飲まれ……そして一瞬にして無事に遭難しました。

コミケの戦士たちが、如何に規律の取れた集団であったかを、身をもって知りましたよ。
ここにいる生物は、協調性とか一欠けらも持ち合わせていねぇ！？

とにかく、個々人が思い思いに動くので、まず流れができません。
流れができないので凄い勢いで動きがカオスな状況に。
って言うか、幅が３ｍも無い道にで何が悲しくておしくらまんじゅうをしなければならんのか。

私は、何とか這う這うの体で川沿いの道から外れ……そして、桜を横目に見つつ、大通りを凱旋する事に。

はて、私はここに何をしに来たのか……。

そう、塗る為にここに来た！！　そうだ、それが主目的だった筈（現実逃避）

そうして、塗る事を目標に据え置いた結果、私は世田谷区方面へ向けて一路、前進する事になりました。
結果としてはその後に、新しい目的を得る訳ですが。

と言う訳で、あえなく失敗した花見作戦の経路はこちらになります。

ビルの隙間からチラチラと見える桜を綺麗だなぁと思いつつ、大通りを進みました。
そうして、池尻大橋付近に差し掛かった時、面白いものを見付けたのです。

目黒川緑道からさらなるテクテクへ

私は現地にたまたま行くまで知らなかったのですが、
目黒川緑道と言うハイキングコースがあったんですよね。

こちらの緑道は、地元のボランティアの方の協力もあって
凄く綺麗に整備されていて、散策するにはとても良い道でした。

脇には水路が流れ、植え込みに多種多様な花々が植えられています。

管理もこまめにされているようで、春を身近に感じる事の出来る良い緑道でした。

その証拠に、多くの人々が思い思いの速度で緑道を散策していました。
都会のど真ん中にこういう場所があるとは、正直、びっくりしました。

しかし、そんな楽しい緑道もすぐに終わりを迎えてしまいます。

どうやら７５０ｍ程歩いたところで、分岐点にさしかかってしまいました。

しかし、緑道自体は、住宅街を縫うようにしてまだまだ続くようです。
これは更に先に行ってみたいと、好奇心が頭をもたげてきます。

ですがここで問題なのはどっちに進むかです。

ルートは２つです。

・北沢川緑道
・烏山川緑道

テクテクの地図的にはどちらも、隣り塗りすら届いていない未開のルートっぽいです。

そして、元来こういう時は、下調べをしないで気の向くままにテクテクするのが私のやり方です。
緑道の脇には、時々思い出したように地図がありましたが、
私は横目で確認する程度であんまり詳しくは見ていませんでした。

まぁ、ここまでが大した事のない距離だったし、どっちにしてもすぐに終点だろう。

この時の私の気持ちはまさにそんな感じでした。
そして、読者の皆様はお気づきの通り、大抵の場合、こうなったら後々苦労するのです。
今回もそういうオチが付いて来る事になります。

そして、迷って像の前で立ち止まる私を、家族連れの方々が追い越していきました。
その家族の方々は、北沢川緑道の方へと向かいました。

よし、ならば私は、烏山川緑道へと行こうじゃないか。

こうして、全く関係の無い家族をダシに、私はルートを決めたのです。

烏山川緑道をすすもう！

やはり未開の地を行くのは、何となく血が沸き立つ感じがします。

この時の私は、目黒川でプレスされまくった事がストレスになっていたようで、
自由に歩ける喜びを存分に噛みしめていました。

烏山川緑道の脇は目黒川緑道ほど、多くの花々がある訳ではありませんでしたが、
やはり地元の方々のご尽力があってなのでしょうか、とても綺麗に整備されていました。
途中には、見事な桜も！　ふははは、見たか目黒川の観光客達（意味のないマウント

そして春を感じさせる花々達が、私を出迎えてくれます。

しかも、本当に普通の住宅街の間を縫うようにあるので、

ある意味で凄く新鮮な気持ちで、散策をする事が出来ました。

こんな感じで、本当に住宅の間を貫いていくのです。
こういう道でしかも、そこそこの長さの物は今まで見た事が無かったので、楽しく歩けました。

やはり皆さんもこの道を日頃から使っているようで、
家族連れの方々や、ランナーの方々の姿をよく見ました。

そうして順調に進むこと３０分程。

いきなり大通りへと出てしまい、そこで緑道が途切れます。
ですが、どうやら緑道自体が無くなった訳でなく、対岸に更なる深淵へと誘うかのような入り口が開いています。

しかし、流石に少し疲れも出始めていたので、近くのコンビニで水分補給をしつつ、休憩です。
そのコンビニの前には、見た事のない電車が走っていました。
これは後で知ったのですが、どうやら世田谷線と言う電車だそうです。

こちらの方面にはあまり来たことが無かったので、レトロな雰囲気を残した車体も味があって、見ていて楽しかったですね。

また、これはたまたまだったのですが、休憩しているコンビニの目の前で見える光景に、私は驚かされました。

これがその時に取った写真なのですが……皆さん、お気づきになりましたか？

え？　分かり辛いですか？　では、別の角度から。

どうでしょう？　これ、冷静に見ると都会では結構レアな光景なんですよね。
私は、一応長く生きているおっさんですが、都心では初めて見かけました。

もうお分かりかと思いますが、幹線道路と線路がモロに交差しているのに、踏切が無いんです。

「え、これ大事故になるんじゃないの？」とご心配される方もいらっしゃるでしょうが、
大丈夫です。これまた、私は初めて見たのですが……

ちゃんと、電車が止まってます。しかもこれ、信号待ちしているんです。

いやぁ、都心育ちの私に、この光景は一周回って新鮮でした。
ほら、何となく電車の方が優先なイメージってあるじゃないですか。
踏切って車が止まって、電車が先に行くイメージしかないんで。

ですが、ここだけは、車の信号が優先なようです。

恐らく、この世田谷線って路面電車なので、その名残なのかなと勝手に解釈しています。
もう今は殆どの区間が整備された線路の上を通っているようですけどね。

いやぁ、面白いものを見る事が出来ました。
これだから、テクテクは楽しいんですよね。

そうして烏山川緑道を更に奥へ……

そうして、意気揚々と進んでいくのですが……流石にそろそろ気付き始めます。

おかしい、ちょっと長過ぎませんかね？

何となく目黒川緑道が、短かったので、烏山川緑道も同じように短いのでは？
と言う根拠のない憶測の元歩いてきたが、いよいよ怪しくなって来ました。

まぁ、とは言え、ここは都心のど真ん中。
しかも、住宅地の真ん中を走るような緑道です。
命まではとられはすまいと、楽観的に歩く事更に３０分。

先程の世田谷線の駅が目の前に姿を現しました。

コンディションが万全であればこの先も余裕で行けたのでしょうが、
目黒から歩き詰めて、流石にそろそろへばってきた頃です。