皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。
ここに来る皆さんはゲームの好きな方が多いと思いますが、皆様はどんな媒体でゲームを楽まれているでしょうか?
私も昔はコンシューマー機を主体としてゲームを楽しむ一ゲーマだったのですが、今はとても多種多様なゲームの楽しみ方が広がっておりますね。
昔の様に、コンシューマー機でガッツリ楽しむのも良し。
スマホを片手にポチポチするもよし。
そして私はと言えば、もっぱらPCでゲームを楽しむ形に落ち着きました。
そんな私のようなゲーマーにとって、Steamは本当にありがたい存在です。
今回ご紹介するのも、そんなSteam上で作品なのですが、ヤバかった。
何がヤバいって久々に朝チュンしました。
色気もなくゲームやってて本当に気が付かず朝を迎えたのは数年振りです。
お陰で次の日はズタボロで、何なら記事を書いている今ですらズタボロなのですが、それ位、ハマってます。
なのでそういう風になりたくない人は、残念ですが回れ右です。
皆様にも生活があるでしょうから、まずはそちらを大切にして下さい。
そして、朝チュン上等! という方はお進みくださいね。
その名も『Dyson Sphere Program』というゲーム。
という訳で、そんな感じでご紹介です。
Dyson Sphere Programってどんなゲーム?
nn
まずは、ゲームの題名になっている「Dyson Sphere」とは何かという事から触れて行きます。
名前だけ聞くと、どこぞの掃除機を真っ先に思い出す方が多いと思いますが
こちらにある通り、恒星を殻で覆いつくすことでそのエネルギーを効率的に利用する手段を指します。
勿論、今の時点では机上の空論状態でSF作品を楽しむ過程でチラッと出てきたりする事もあります。
では、このゲームはどんなゲームとなっているかというと……
「よし、君、ちょっとダイソン球作って来て。あ、ポンコツロボット一体でね」
という、傍から見るとブラック企業とか目じゃないクラスのお仕事を任されるゲームとなっております。
「な、なに? ダイソン球? え、知らないんだけど……」
見たいな泣き言は通じません。
そうして、一人、惑星へと放り出された主人公の苦闘が始まるのです。
右も左も分からない惑星開発 あれ? 何か既視感が
そんな訳でエイリアンの跋扈する惑星へと不時着……する事もなく原生生物の姿もない緑豊かな星へと降り立ちます。
おや、バカンスならこれはこれでありじゃないかという位に、とても穏やかで落ち着いた景色が目の前に広がります。
そうしてとりあえず原生林を伐採したり石を採掘したりしている内に、鉱脈を発見
おっと、定番の鉄鉱石、銅鉱石、石炭、そして石材がありますね。
ここまで来ればゲームを沢山楽しまれている方ならピンとくると思います。
そう、このゲーム、あの伝説の時間泥棒ゲームであるFactorioと瓜二つなのです。
そうと分かれば怖いものは有りません。
伊達にFactorioで時間を溶かしてませんよ!
まずは、採掘装置を立てて……お、最初から電気が使える!(そこに感動
そして、やはり研究をアンロックする為の資材が必要と、流れはそのままFactorioです。
しかし、Factorioと大きく異なる点があります。
その結果、このゲームはかなり多くの人にお勧めできるものになっていると感じました。
この星は美しい そして徐々に見えて来るロマン
Factorioは、凄く面白いですし、興味のある方には是非お勧めしたいんです。
ですが、万人に進められるかと言えばそうでも無かったりします。
その理由が、そのままこの「Dyson Sphere Program(以下DSP)」をお勧めする理由になるのです。
〇 敵性生物がいない! 好きなだけ開発を楽しもう
Factorioは、エイリアンが支配する星へと不時着し、その星から脱出するためにあの手この手を尽くします。
そして、そんな事すれば原生生物から敵視されるのは当たり前で、最終的には全面戦争に突入するのが普通の流れです。
なので最後の方とかは、砲弾は飛ぶわ核は落ちるわ、それでも敵の勢いはとどまる所を知らないという、スプラッター映画も真っ青な状況になります。
一応、設定を変えれば敵が襲ってこなくするように出来ますが、ワーム型のエイリアンたちが消えてなくなる訳もなく。
特に初心者さんが最初の設定のまま始めようもんなら、開始数十分で敵に壊滅させられるのは火を見るよりも明らかです。
そんな設定も相まって、割と常時終末感が付きまとうのがFactorioの持ち味だったりします。
ですのでちょっと雰囲気が全体的に暗めですし、何なら昆虫のカサカサ感とか全開なので、そういう雰囲気がダメな人は敬遠していたと思うのですが……このDSPはそういう事がありません。
綺麗な海、広がる荒野、そして目に優しい森林地帯。
時間が過ぎ去り、刻々と変化する情景は、現代のグラフィック技術も相まって美しいとすら感じます。
空には太陽が昇り、それを大惑星が遮り影に入ります。
時間を早送りされたように昼と夜を何度も行き来するその感覚は、このゲームの醍醐味かと。
ボーっと自分のくみ上げた生産ラインを眺めて、天体の航行を見守るだけでも楽しいです。
この味わい深い感じがツボにはまる方は、楽しめるんじゃないかと思います。
〇 徐々に計画の全容が見えて来る その時に目にする光景は?
基本的には、Factorioと同じで研究にリソースをつぎ込むことでアンロックしていきます。
ちなみにプレイヤーの分身であるロボットは、最初とてもポンコツです(ぉ
なんせ歩いただけでエネルギーが枯渇して、ただでさえ遅い動作が更に遅くなったりします。
しかし、研究を進めアンロックしていくと徐々に性能が上がって行くのです。
最初は採掘場と採掘場を行って帰ってくるだけでエネルギー切れしてたのに、気が付いたら快適に動けるようになり、更に気が付いたら…
空を飛べるようになってます。
おう、そうだよね。ロボットだもんね。
最初は慣れませんが、スムーズに陸から空へ飛び立つのは楽しいです。
少し使っていれば、徐々に操作に慣れて来るので、移動が圧倒的に楽になります。
どっかの工場長とは違うのだよ!(ぉ
そして最初の内は、時代遅れの化石燃料やら自然エネルギーやらを駆使していく訳なのですが、計画が進んでいくと、その本質が見えてきます。
そうだった、私、ダイソン球を作りに来たんだったよ。
研究をアンロックする為、素材と格闘しまくっていたので忘れていましたが、本来の目的はそちらでした。
そんな感じで割と普通に研究のアンロックやらが楽しいので
目的を忘れた頃に、見慣れない構造物が建造できるようになっていると思います。
その中にある、どう見ても電磁投射砲っぽい何か。
なんだこれは? となる方も多いと思うのですよね。
まぁ、実際に作ってみます。
まごう事なき、電磁投射砲です。敵がいれば超長距離から撃ちぬけそうな代物です。
うーむこのフォルムを見るだけでもワクワクしますね。
で、説明書きを見ると、どうやらこちらの物体を打ち出す為のものらしいです。
ほうほう、何だかよく分からん。とりあえず、作って打ってみよう。
人に寄るでしょうが、まだ研究解放の段階では作成難易度は高い方です。
基盤もいっぱい必要だし、あ、プリズムとか量産してないし!? みたいな感じで用意を整えるだけで一苦労です。
そうして何とか生産ラインも整い、乱射できる準備が完了です。
こんだけ生産ラインを整えれば、向こう10年は戦えるぞ!(何と
では、投入!
そう思ったら何やら軌道を選択しろと。
最初に1つ用意されているのですが、自動で複数個に増やせます。
まぁ、とりあえず、適当に用意された起動にセットします。
自動で動き始める砲台。
その射線の先には太陽があります。
どうやら仰角を取って、ちゃんと軌道計算して撃つようです。
太陽が見えないのに撃っても意味ないので、そういう時は待機するみたいです。
そして、射角も合った次の瞬間。
一条の光の筋が太陽に向かって放たれました。
何でしょう。別に何がどうと言う訳でもないのですが、凄くワクワクします。
その後も軌道を捉え続けつつ、太陽に向かって射出繰り返します。
そして決められた軌道に弾着するとパッとはじけてそこにミラーを展開するのです。
ヤバい、超カッコイイ。
これは、俄然、やる気が出ます。
量産しよう。
そうして、当初の目的を忘れ、とりあえず電磁投射砲の量産をしました。
で、最初は適当な場所に置いていたのですが……夜になると地表の影に太陽が隠れて撃てなくなるんですよね。
あのカッコイイ瞬間をもっと長く見たい。
そうなると置く場所は限られてきます。
そうです、極点付近ですね。
白夜と言う言葉もある位ですし、太陽の姿を長く見ていたいならここでしょう。
で、極点に一大投射基地を建造し、電磁投射砲も揃えまくりました。
とりあえずは開発しやすかった北極点にまずは基地を作りましたが、その内、南極にも作ろう。
ちなみに、最初は極点が海に沈んでたので、全て埋め立てて電磁投射砲を立てまくりました。
目標、太陽。
てぇっ!!!
乱れ飛ぶ光の軌跡、そして弾着しまくるミラー達。
もうこれだけでも楽しくて仕方ないですね!
そして徐々に形作られていく、ミラー群。
ああ、そうか。これがDyson Sphere Programか。
その光景をみて、唐突に理解します。
太陽をまるで土星の輪の様にミラー群が取り囲む光景は美しいの一言です。
それはこれから先に待つであろう未来を先取りした姿に見えます。
……で? これは何のためのものなんだろうか?
結局、趣味に走った結果、盛大な遠回りをしたのですが、とりあえずそんな感じで楽しんでます。
ここがちょっと残念! DSP
そんな感じでロマンあふれる作品であるので、個人的には超お勧めなのですが、まだアーリーアクセス段階という事もあり、いくつかの部分で気にな点があります。
そんな気になる点と、その解消方法についてご案内です。
公式には日本語非対応 けど非公式MODがあります
残念ながらこの記事を書いている時点では、公式には日本語非対応です。
ですが、これはアーリーアクセスあるあるなので、有志の皆様によってMODで日本語化されてます。
こちらのページにて詳しい説明がされておりますので、日本語化MODを導入してみて下さい。
ツールを使ったやり方とフォルダに指定のファイルを置くやり方の2つがあります。
ツールを使ったやり方ですとツールから起動しないといけないので、そこは注意です。
フォルダにファイルを置く一般的なやり方は、最初は面倒ですがその後はそのままSteam上から起動でOKなので、私はこちらをお勧めします。
どちらも上手く適用されると、コンフィグの言語選択に日本語が出てきます。
一回適用したら、ゲームを再起動しておくと良いです。
私の場合はそのままゲームを開始した所、一部文章に日本語適用がされない事がありました。
日本語化の精度はとても素晴らしくゲームプレイに支障は全くないですし、恐らくこれをベースに公式日本語化もされるのでは思います。
有志の皆様、素敵なMODをありがとうございます。
視点変更が凄くやり辛いんだが!?
Factorioの場合は見下ろし型の2D風グラフィックだったため、
視点の切り替え等に煩雑さを感じなかったのですがこのゲームは3Dです。
なので生産ラインが建物の裏に隠れてしまったりとか普通にあって、頻繁に視点の変更が必要になります。
上から見たり横から見たり、斜めからとかグルグル回すことになるんです。
ですが、これがまた曲者で……視点変更のキーボタンがマウス中央ボタンなのですよね。
あのマウスのホイールの部分を押し込むあれです、あれ。
これは私だけかもしれませんが、私、このボタン押すのがめっちゃ苦手なんです。
なんかうまく押せないし押し続けられないんですよね。
なので私にとってこの視点変更は、これまでの全てを台無しにするレベルで鬼門でした。
ですが、設定のコントロールタブでMouse3ボタンへ変更した事で劇的に操作性が改善しました。
ちなみに、Mouse3ボタンは、ブラウザバックに使うボタンです。
大体、左側の横に進むボタン(Mouse4)と一緒にくっ付いているので、もし操作に不満を覚えられた方がいましたら、設定してみて下さい。
2週目以降はしばらくやらないかもしれない?
これはまだ1週目が終わっていない時点の私の意見なので、参考にならないかもですが
この感じだと2週目は暫く手を出さないだろうなと思っています。
何個か理由はあるのですが、この感じだと1週目とやる事が変わらなさそうなんですよね。
Factorioの場合は、敵との戦闘が良い意味でランダム要素を強めてくれていたので
違った展開も期待できたのですが、このゲームにそれはありません。
とは言え、まだアーリーアクセスの段階ですし、追加要素もまだまだこれからでしょうから、今後の展開に期待ですね。
興味があれば是非、体験して欲しい
色々と書きましたが、もし興味があれば是非楽しんでみて下さい。
私の見た光景が、ちょうどプロモーションビデオに乗ってました。
めっちゃ乱射する電磁投射砲は、見ていて圧巻の一言ですよ、
今ならサマーセールという事もあって、元々安い所、更にお安くなっております。
いや、Factorioの時もそうですが、このクオリティで3,000円行かないって凄いですね。
クソゲーに9,000円つぎ込むならこれを3回やった方が良いです。
なお、時間は無限に溶ける模様(ぉ
画面の綺麗さもさることながら、SFチックな世界観がまたワクワク感を加速させてくれます。
広大な宇宙を股にかけ、銀河をも超えて、最終的にはダイソン球を完成させるのです!
そんな夢とロマンの詰まった本作に少しでも興味を持って下さった方は、是非、体験してみて下さいね。
今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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