皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。
今回は、題名にもあります通りスパロボ30について記事を書きました。
いやぁ、前評判やいち早く終わった皆さんから色々と声は漏れ伝えられていたのですが……長かった。
ですが、それ以上に楽しかったですし、何より色々とお伝えしたいこともあったので、
こちらの記事に終わった直後の熱量のまま書き綴っておきたいと思います。
お暇な方や興味のある方は、御時間つぶしにどうぞです。
そもそもスパロボって何よ?
nn歴戦の猛者である読者様には馬の耳に念仏なお話なのですが、聞いたことはあるけど……という方も多いのではないでしょうか?
そこでまずは、そもそもスパロボとは何ぞや?という超基本的なところからご紹介です。
スパロボとはスーパーロボット大戦シリーズの略称となります。
英名のSuper Robot Warsの頭文字をとってSRWと略されることもありますね。
実は、このスパロボ、2021年4月をもって30周年を迎えまして、その記念作品として発売されたのが、今回ご紹介するスパロボ30となる訳です。
そしてロボットの名前を関する通り、中核にあるのはロボット作品を集めたゲームというところにあります。
有名なところですとガンダムシリーズやマジンガー、ゲッターロボ、勇者シリーズなどは、レギュラー的に何度も取り上げられています。
それに伴い、その時代、その時代で参加作品が変わっていくのが特徴的でもあります。
ある意味、スパロボに参戦するという事は、その時代の世相を色濃く反映している代表作品と捉えることもできるでしょう。
スパロボの歴史は超長い
30週年!?と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ええ、私が子供の時にスタートしたゲームなので、歴史は古いです。
と言うか私も、ぶっちゃけ「もうそんなに経ったのか……」と愕然しております。
上のWikiでも確認できるのですが、初代はゲームボーイという携帯ゲームで1991年に発売されました。
私もリアルタイムで楽しんでいたのですが、その後の発展が凄すぎてよく覚えてなかったり(ぁ
丁度いい動画がありましたので、こちらに貼っておきますね。
その後、ゲーム機が進化するごとにゲーム自体も変わっていきましたが、近年ではほぼシステム的には完成されたといって良いと思います。
ちなみに、おっさん世代では、やはりマサキ達の魔装機神シリーズと、リュウセイ達のSRXなんかはドストライクですね。
システムはオーソドックスなシミュレーションゲーム
こちらはプレイ画面を見たことがある方ならすぐにわかると思うのですが……
スパロボは、古来より脈々と受け継がれております、ヘクス(マス)タイプのシミュレーションゲームです。
長考することもできるため、あまり人を選ばずのんびりとプレイできるのが特徴です。
反面、どうしても1面1面にかかる時間は長くなりがちで、今の時代に合っているかと言えば、答えが難しい所でもあります。
私はあまりこの手のゲームは好んではやらないのですが、スパロボだけは気が向いたら楽しんでます。
それは、ゲームシステム以上に、楽しめる要素がふんだんにあるからです。
スパロボ最大の魅力はifが楽しめるところ
これはあくまで私の場合、というお話なのですが、スパロボの魅力を一つ上げよと言われたら
あり得ないシチュエーションを存分に楽しめるところ
を真っ先に挙げたいと思います。
勿論、人によっては戦略を楽しんだり、育成面であったり、シナリオであったりするんでしょうし、私もその辺りも楽しむのですが、スパロボをスパロボ足らしめているのは、あったかもしれない事象を楽しめる点でしょう。しかもハッピーエンド方面で。
特に私の大好きなガンダムシリーズは、基本的に戦争を通して人の在り方を描く作品が多いため、ぶっちゃけ最終的には不幸な人がわんさか出てきて、割と精神を削られる話になる事が多いんですよね。
今回の作品でもVガンダムとか「このご時世に出しちゃったか、あちゃー」みたいな所がありますし。
あれは、色々と心に来るので今の私では原作はもう怖くて見られません、ええ。
そんなトラウマ級の作品ですら、スパロボならあら不思議。
とてもハートフルな展開に早変わり!なんてことも多いです。
また、原作では全く活躍できず出番の無いキャラでもこのスパロボ内でなら存分に幾らでも活躍させられます。シュラク隊のおねーさんとか、とか
そういう下地があるのが、スパロボの最大の魅力だと私は思っております。
今回のスパロボ30はおっさんから見てどうだったか?
では、やっと本題に入りますが……今作であるスパロボ30は、今までスパロボを楽しんできた私のようなおっさんから見てどうだったか?
結論から先に申し上げますと、
ところどころ惜しい点はあったが、良い作品に仕上がっていた
と、私は感じました。
特に後述いたしますが私はスパロボに馴染みのない初心者さんに特にお勧めしたい作品だと思っています。
では、その辺りも含めて更に掘り下げていきますね。
キャラの描き方が全体的にとても丁寧だった
これは作品ごとに割とクオリティにばらつきが出るのですが、今作は文句なしに各キャラクターの特徴を生かして作品を作っていました。
特にシナリオ構成が良く、全体的なお話としても、好みの差はあるにせよ普通に面白い仕上がりになっていたと私は感じました。
後半駆け足気味になるのはスパロボあるあるですが、今回はそれでもボリュームが多く、正直、最後の方とか「ま、まだ終わらんの? 終わらんのか!?」となってましたし。
その位、割と丁寧に綿密に仕上げていった感があり、私は大満足です。
また、先ほど私が魅力の一つとして取り上げましたifの部分に関しても、とても良い感じに仕上がってました。
私はいつも、一週目は男性キャラに自分のハンドルネームを付けてプレイするのですが、この男性キャラ(エッジ・セインクラウス)は、おっさんである私から見てとても好感の持てる三枚目キャラでした。
やっぱりこの手のゲームは少なからず自己を投影して楽しむと思うのですが、そういう意味で久々に好みなタイプの主人公でした。
おっさんだったし、ちょっと枯れてたり、けど暑苦しい感じもあるみたいな、まさにおっさんの姿を投影するのにとても良いキャラクターとなっておりました(ほめてるのか?)
あとはこの時代でないと出せないキャラとかいたと思っています。
ガン×ソードとか、これ最近の価値観だからなのか、私がおっさんになったから理解できるのかなんですけど、全員が凄い良いキャラだと感じました。
これ2000年代の作品で、私もリアルタイムで鑑賞していたんですけど、あの当時の価値観だと批判の対象になる感じでしょうね。だからあまり上がってこなかったのもあるのかな?
カギ爪の男とのやり取りとか、原作にリスペクトしていて最高でしたわ。
多くの声優さんの演技に脱帽
凄くどうでもいい事なんですけど、私はブライトさん(ブライト・ノア)が大好きなんですよ。
ガンダムシリーズで特に宇宙世紀を追ってきた方なら、ある程度はお知りの方も多いかと。
そして、そんなブライトファンとしては、元祖ブライトさんの声優さん(鈴置 洋孝さん)が、突然お亡くなりになってからもう絶望しかなかったわけです。
って、今調べたら、没後16年経ってました。嘘、そんなに経ちましたっけ?あれ?みたいな印象。
そして、今は新生ブライトさんの声優さん(成田 剣さん)が頑張ってくれているので、こうして楽しめるわけですね!
これは時々、動画でもしゃべっているのですが、非常に幸運なことにスパロボのとあるステージを観覧できたことがあったんですよね。
そこでアムロの声優さんである古谷徹さんの生声で「いけ!フィンファンネル!」って声を聴いた時、鳥肌立ちましたけど、あれと同じくらいの熱量が今回のスパロボのあちこちに込められてるなと私は感じました。
とにかく愛が溢れている 原作リスペクトが凄すぎる点
とりあえず、スパロボの売りと言えば派手な戦闘シーンだったりするのですが
今作では少し等身を伸ばして、綺麗になって帰ってきたという印象でしょうか。
特に今作で凄く良いと思ったのは、原作を忠実に再現しつつ仕上げている点です。
私の場合は、ガンダム系などのリアル系の作品を中心に原作を楽しんでいるおっさんなのですが、細かいところまで良くもまぁ、再現したなぁという印象が強いです。
特にやはりアムロはどの世代でも人気があるからでしょうか、彼の搭乗機体全般のアクションはどれも逸品だと感じました。
例えばνガンダムの射撃一つとっても、あれ作中の打ち方なんですよね。
特に、効果音には今回特にこだわっているっぽくて、ビームライフルの発射音一つとっても凄いこだわりようです。
また、これは後程書きますが、プレミアムサウンド版と通常版の格差が今回は凄いです。
ちなみにプレミアムサウンド版とは、戦闘やイベントの際のBGMが一部、歌になるやつです。
私は基本的に、ここ最近はプレミアムサウンド版を購入して楽しんでいるのですが、今回は良かった。
勿論、お高いので無理にとは言わないのですが、これがあると無いのとでは、テンションの上がり方が全然違うんですよね。
例えば、今作だとエルガイムなんかはマークⅡだと音楽が「風のノー・リプライ」に変わるんですよね。
ガオガイガーとかも数種類あるんで、うほーって感じになります(何
HiνガンダムでBEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)が流れたら普通に涙腺崩壊するでしょ。
その他、やっぱりTVサイズで編集されているので耳心地が良いと申しますか。
これもスパロボあるあるなんですけど、フルバージョンの歌より聞きやすいし乗りやすいんですよね。
なので、戦闘やイベントを楽しみながら、ついつい一緒に口ずさんじゃうとか、そういう楽しみ方が凄く良いです。
一方で追加DL作品は残念ながらどれも対応してないので、プレミアムサウンド版に慣れてしまっているとしょぼーんな感じです。
あとは、先ほどもチラッと書きましたが、原作をうまく絡ませたキャラ同士のやり取りが、今作は特に逸品でした。
特に作品柄というのもあるのでしょうが、ウッソ少年の立ち位置が絶妙で、彼の純真さと周りの大人たちの温かさ、敵側の〇〇加減が良い感じに物語のけん引役として機能しておりましたね。
これは各作品にも言えることですが、今回はことさら各作品のプロフェッショナルが集まって作った同人誌のような印象を強く持ちました。
こうなんだろうか、各作品に対する並々ならぬ愛を感じました。
そう、そうなんだよ、その音! 〇〇は、これでないと!とか
この作品のこのシーンを再現するか!とか
ああ、あった、このシーン! うわぁ、凄い完成度とか
挙句、確かにこのキャラとこのキャラが出会ったらこうなりそうだな……みたいな話がボリューム大目で楽しめます。
いつもはここまで入れ込んで作ってなかったよなーって感じなので、30周年の節目を意識しているのが良くわかる作品に仕上がっておりますよ。
難易度はかなり低く、やりやすい仕上がり
これは今までのスパロボと比較してという事になるのですが、全体的に難易度が下がってます。
それはあくまで私の印象ですがシステムがかなり洗練されたことと、育成がしやすくなった事に起因していると思います。
一つ例を挙げると、精神コマンドがいつでも使えるようになってます。
これはかなり前からの仕様変更ではあるのですが、最近の作品に触れていないスパロボファンには驚きなのではないでしょうか?
勿論、敵のターンであっても攻撃された際の行動選択画面で使うことが可能です。
また、画面ではちょっと見づらいのですが、確実に落とせる(落ちる)場合は、ShootDownという文字が付いて、その攻撃で落ちるかどうかが瞬時にわかるようになりました。
こちら側についてたら落とされる、ヤバい!ってことなんですけど、先見という閃きを相手にかけられる精神コマンドがありますので、それで急場をしのぐとか普通にできます。
あ、ちなみにブライトさん、先見持ってます。なのでぜひ、ブライトさんも育ててあげてね!(唐突なダイマ
まぁ、原作であれだけニュータイプと出会えるならさもありなん。
なので頭空っぽの状態でも、サクサクと行動決定できるようになっているのが特徴かと。
あとは、何と言っても大きいのは、稼ぐため専用のマップが追加されたことでしょうか。
ミッションという単位になったマップのおかげで、稼ぐためにそのミッションに通うことができるようになってます。
昔は、わざと全滅したりして稼いでたのが懐かしいですね。
なのでちょっと育成や資金が辛いと思ったら、稼ぎ場でドンドン稼げますので、育成という意味ではかなり敷居が下がってかつ楽しめるようになりました。
これを難易度が下がってつまらなくなったと捉えるか、やりやすくなった捉えるかは、その方の楽しみ方次第といったところでしょうね。
勿論私は、このゲームにやりごたえより無双感とか爽快感を求めているタイプの人間なので、育成ができるようになってもろ手を挙げて歓迎しております。
その結果、後に書きますが初心者さんにもお勧めできるゲームになったと感じております。
オート機能が付いて凄く楽に!
これもとても良い進化だと思うのですが、オート機能が付きました。
私、あまりスパロボをやりこんだりしない方なんですけど、それは何故かと言えば操作が面倒だからです(ぶっちゃけ
ですが、オートで戦闘してくれるなら、放っておけばいいので楽です。
特に前述した稼ぎ用のミッションがあるので、そこでの放置プレイが出来るようになった関係で作業しながら裏で回す事が可能になりました。
これは地味なのですが、私の様に超強化してから紙屑の様に敵をなぎ倒して進みたい人にはありがたいのですよね。
昔は資金が限られる関係で、育てられるキャラも厳選しなければいけなかったのですが、それも無くなりましたし。
オートで稼いで資金をつぎ込んで更に稼ぐという良いスパイラルが生まれるようになったので、育成が捗るようになりました。
もう育てる機体を悩む必要はありませんよ!
好きな機体を好きなだけ育ててあげましょう。
ここが残念でした! スパロボ30
とは言え、もろ手を挙げて全てが良かったとは言えないのもまた事実。
割と私は口うるさくない方だとは思うのですが、それでも気になる点がありましたので、そちらも併せて残しておきます。
スパロボの命である戦闘シーンが、微妙?
これは、正直に申し上げて質が落ちたかな?とは感じました。
いや、さっき良かったって書いてたじゃないかと思われた方もいらっしゃると思うのですが、これには理由があります。
一つは、アニメーションシーンは凄く良いんです。
って言うかまんま原作アニメの綺麗版で、これは文句なし。
問題はSDの方なんですよね。
これは恐らく外注した業者ごとの腕の違いが如実に出たんだろうと思うのですが……
キャラによって完成度に雲泥の差があるんですよね。
もしかしたら大きな画面になった事で今まで気づかなかった所が見えちゃっただけなのかもですが、リアル頭身に近づけた影響なのか、パーツの動きに一貫性がなかったりとか、構図も特定のキャラは凄くダサかったりとか、色々と目にはつきました。
具体的には、マジンガーZ(ノーマル)は、凄く滑らかだし綺麗な仕上がりだと感じたのですが、その後の後継機が酷い仕上がりで、正直、描写と言う意味ではパワーダウンしているなーとか。
それはVガンダムもそうでV2とかは全体的に酷い感じでしたね。
パーツのずれとか動きのずれとかで、人形劇のカクカクした感じに見えるんですわ。
やりたい事はすごくわかるんだけど、あのシーンだよね!?わかるけど!的な。
光の翼が泣いているぞ、これ。
それが本当に惜しい感じはしました。
対してHiνガンダムとかは凄くいい感じに仕上がってましたし、主人公機もとても良かったです。
後は、戦艦系はあまり細かい動きが無いせいか、綺麗に仕上がっていると感じました。
ブライトさんの乗るラーカイラムは言うまでもないのですが、母艦のドライストレイガ―もカッコいいですね!
特に主砲の演出は、宇宙戦艦ヤマトを彷彿させる感じで、とても良き。
なので良い物は良いのですが、悪いものは余計に目立つという印象を強くもった次第です。
あ、あとラスボスは、あれ、どうなの? あまりにダサい&酷すぎません?(言い方
と言う訳で、何だろうこの格差社会は、と言うのが偽らざる感想です。
オリジナルキャラの扱いがちょっと雑かも?
この辺りは好みの問題もあるんでしょうけど、やっぱり自分の分身である主人公なら活躍してほしいしもっとかっこよくなって欲しいじゃないですか。
けど、これは若干ネタバレになるんですけど、私のやった感じでは機体の強化も微妙だし、バックボーンの話も想像すればわかるけど語りとしては弱いんですよね。
私、もう一段階踏み込んで強化とか物語が進行すると思っていたのですが、気が付いたらそのまま最終決戦に突入で、あるぇ~?みたいな。
まぁ、まだDLCも残ってますし、何なら後出しで良いので更に掘り下げてほしいなぁと思います。
ヒュッケバインが思い入れもある上にかっこいい機体なので、あの程度で終わっちゃうのは勿体ない!
ドライストレーガーもかっこいい超弩級戦艦なので、更にパワーアップ希望!
何なら魔装機神シリーズを増やしてくれたり、SRXをパワーアップさせてもいいのよ?
アラドとゼオラを出してくれてもいいですし! ツインバードストライク大好物です。
そんな感じで、オリジナルキャラにもっと愛の手を!
あ、そうだ、書いてて思い出しましたけど、オリジナルキャラであるキョウスケのバストアップ画像、なんでよりによってあれなんだろうか。
私の目か頭がおかしいのか、あの絵、エロい目をしているようにしか見えないんですよね。
私の中で、エロキョウスケって呼んでますけど、なんであの絵にしたし。そう思ったの私だけ?
オートがもの凄くアホ
もうオブラートにも包まず直球で書きましたが、先ほど書いた便利なオートですけど、その挙動はかなりアホです。
まぁ、もしかしたら何か設定があって私が気付いてないだけかもですが。
具体的には精神使わないで突っ込むわ、移動した後何故か攻撃しないわとか、何と言うか互角な戦いを任せると割とサクッと負けます。
せめて死にそうになったら閃きや不屈などを使ってくれればそれだけでも大分違うんですけどね。
なのでオートを使う際は、フルボッコに合っても絶対に負けない布陣で臨みましょう。
この辺りはもう少し洗練されたり、細かく指定できるようになったら良いなぁと思いました。
Steam版で感じたこと
実はスパロボをPCでやるのは、今回が初めてだったのですが、意外と悪くないなという印象でした。
そこで、今回、Steam版のスパロボ30を楽しんで、気になった点を書いていきたいと思います。
キーボードでの操作は慣れれば快適
今作で一番の敵……それは、キーボードとマウスでの操作でした(ぉ
いや、今までコントローラーでしかやった事無かったので、最初は戸惑いましたよ。
一応、Steamでもコントローラは普通に使えるんですけど、電源を入れるのが面倒でして(怠惰の極み
とは言えとりあえず、慣れてしまえば割と快適に動かせるので、心配無用です。
ただ、念の為にこちらにマニュアルを置いておきます。
そして、このマニュアルを見ても、やっぱり何個か戸惑う部分があるんですよね。
なので、私が操作で躓いたところを中心に最低でもこれだけ知っていれば大丈夫というキー配置をご紹介しておきます。
【基本的なキー操作】
決定:マウス左クリック スペースキー エンターキー
キャンセル:マウス右クリック Escキー BSキー
上下左右:WSAD もしくは 矢印キー
【知っておくと便利なキー操作】
数字0 オート開始 選択強制終了
F10 ソフトリセット(タイトルに戻る)
F11 ソフトリセット+オートロード(途中セーブに一発で戻る)
特に選択強制終了は、割と頻繁に使うので覚えておくと便利です。
これは、各マップで規定数より少ない数で出撃したい時に使います。
恐らく、最初のうちは規定数の味方を全部選んでいくと思うのですが、途中から出撃させたい子って決まってくるんですよね。
更に進むと、後述の稼ぐためのミッションでは、1体だけいればいいやってなります。
一体と戦艦一隻で無双するのが当たり前になります。
そういう編成にしたいときに、数字の0キーを使いますので覚えておきましょう。
大画面かつ高音質の環境でスパロボを楽しめる
これはその方の環境によりけりだとは思うのですが、私のようにPCでゲームを楽しむ方は、問題なく一段上のハイスペックなスパロボを楽しめると思います。
読み込みが長いという事は全くなかったですし、なんなら大画面でド迫力な戦闘シーンが展開され、かつとても良い音質で楽しめるので、今までより体感的な臨場感は上でした。
また、小耳にはさんだバグや処理落ちなどの症状は幸運なことに私の環境では一切発生しませんでした。
レッドファイブが絡むバグの時だけは、修正されるまで一時的にやらないようにしていたので、それくらいでしょうか?
資金に余裕のある方なら、という前提になりますが、PS5を狙うより更にハイスペックなPCを用意して楽しまれるのも選択肢としてはありだと感じました。
総評:スパロボに触れたことのない人にこそぜひ
という訳で、チラチラと語っておりましたが、私の感想としては
スパロボをやった事無い初心者さんにぜひやって欲しい
と思う作品に仕上がっていたと思います。
そうは言っても、今まで触れたことのない作品でしょうから、色々と不安もあると思います。
知ってる作品が少ない? 全く問題ありません
これは、スパロボ初心者さんあるあるだと思うのですが、今回の参戦作品を知らないと楽しめないんじゃないか?と危惧している方もいらっしゃると思うのですよね。
その点に関しては、
知っている作品があった方がより楽しめるけど、知らなくても大丈夫
という答えをしておきましょう。
何故なら、私なんて基本ガンダム系しか知りませんからね。
むしろ、スパロボやってから見る作品が増えたという感じでしょうか。
例えばスーパー系のマジンガーとかゲッターロボとかコンバトラーとか私は原作知らないです。
けど、スパロボのメインストーリーに綺麗に噛んでくるので、普通に楽しめるんですよね。
またスパロボは基本的に新規参入作品のストーリーをメインに多く絡めてくるので、マジェスティックプリンスとか、ゲームでやってる最中に面白そうだと知ってから見ました。
なので、ぶっちゃけると順序が逆なんですよ逆。
スパロボは、自分の好みの作品を見つけるのに良い媒体になるんです。
それは戦闘シーンのかっこよさだったり、なんならBGMから興味を持つこともあります。
今回の参戦作品は、こんな感じらしいので、一つでも見たことのある、気になる作品があればぜひ、物おじせずに楽しんでくださればいいなと思います。
ただ、どうしても何か見ておきたいというのであれば新規参入組はどれか確認しておくと、没入度が圧倒的に高まります。
私がプレイした感じでは、勿論、好みの差はあるでしょうけど以下の作品をお勧めしておきます。
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(劇場版なので短い)
→機動戦士ガンダムNT(劇場版なので短い)
・銀河機攻隊マジェスティックプリンス(1クールで終わる)
何ならこれのどれか1つだけ見ておけばいいと思います。
個人的には逆シャアだけでも見ておくと、だいぶ違ってくると思います。
またナラティブは単体でも普通に楽しめますが、逆シャアの後に見た方が理解が進むでしょう。
もっと言えば逆シャアの次はUC(ユニコーン)で、その後にナラティブなのですが、UCが長いのとあまり絡まないので、興味があれば程度でOKです。
SSSS.GRIDMANは、割と地味に物語の盛り上げ役に出てくるので、見ておくと感情移入しやすいと思います。
アンチ君可愛いですし、あかねちゃん鬼畜ですしね!(何
そんな感じで気になる作品があるようでしたら、ぜひ、楽しんでみてくださいね。
プレミアムサウンド版を含んだセットを強くお勧めしたい
これも先ほど書きましたが、もし、ちょっとやってみたいなーと思ったそこのあなた。
どうせ楽しむならプレミアムサウンド版が付いたセットをお勧めします。ちょっとお高いですが。
これは戦闘シーンやイベントシーンのBGMが原作の歌になるというものなのですが、今回はかなり多く分岐しているようでして、お得感が凄いです。
ちなみに、一応、BGMを他の曲に変えられるシステムがあるので、それをうまく使えば、このプレミアムサウンドが無くても好きなように自分の好きな曲を各機体にあてがうことが可能です。
詳しくは説明書に乗っておりますので、気になる方は参考にしてみてください。
ならプレミアムサウンド版を買わなくても、自分で設定すれば良いじゃんって話になるんですけど……
ぶっちゃけ、個人的に、自分で設定するのは、あんまりお勧めできないのですよね。
なぜなら、まず、私の場合は設定作業で冷める。これが割と致命的だったり。
何というか、自分で用意した曲を自分であてがっていく作業って、面倒くさいのは言うまでもなく、ワクワク感が無いんですよね。なぜならすでに知ってるから。
なので、こう意外性とか、ここでこの曲流してくるかー!みたいなのが無く、寂しいのです。
あと、丁度いい長さであるTVサイズ曲を用意するのが割と困難なのですよ。
戦闘シーンとかの裏で流れる歌なので、延々と聞いていたい感じにまとまっているのが理想なのですが、この手の作品の曲のフルバージョンって戦闘シーンで流すには長すぎるんですよね。
これもスパロボあるあるなんですけど知らない作品のBGMを聞いて良いなと思ってその曲のフルサイズを聞いたら「なんか違う」ってなる事あるんですよね。
決してその曲が悪いとかそういう訳でなくて、あの手のテレビサイズの曲って延々と聞いていられるように上手くカスタマイズされているのですよね。
ですから、曲が短くなるのはちょっと損した気分になるかもですけど、耳障りはとてもよく仕上がっている上に戦闘のテンポに合ってて良いのです。
先ほども書きましたが、エルガイムの後期OPである風のノー・リプライなども綺麗にまとめられている曲の一つです。
ちなみに、この曲は作中ではプレミアムサウンド版でしか楽しめないので、その辺りも含めてのお勧めとなります。
以下のサイト様に参戦作品と曲名が綺麗にまとめられていたので、ご紹介しておきます。
先ほども書きましたが、知らない作品だからこそ歌から入るとかもあるので、個人的には強くお勧めしておきますよ。
ちなみに、今作のマジェスティックプリンスは、私の中で大収穫でした。
いや、本当に知らなかった。名前は聞いたことあったんですけどね。
「私は想像する」とか、好みにぶっささりましたので買って毎日楽しんでおります。
こういう出会いができるのもスパロボの醍醐味ですよね!
という訳で、Steam版でなくても良いのですが、興味があればぜひ楽しんでみてください。
ただし、お高いです。なんで日本製のゲームってこんなに高くなっちゃったのでしょうね?
また、プレミアムサウンド版を含めての全部盛りはこちらになります。
もの凄く高いです。ただ、楽しみつくすなら損はしないと思うので、資金に余裕のある方はご検討くださいませ。
長々と語ってきましたが、以上のことを踏まえて毎度ながらどうでも良い動画を撮っておきました。
最終局面後の稼ぎ場でご紹介している関係で、一部、機体のネタバレも含まれますので、気になる方は見ないで下さいね。
それ以前に、版権的に怒られたら消えるし。無くなったら察してください……(ぉ
今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
本ブログで以下の権利者よりゲーム内容を引用しご紹介しました。
もし不都合がありましたら削除いたしますので、お手数ですがご連絡ください。
さすが、スパロボ……とんでもない数だ!
©天酒之瓢・主婦の友社/ナイツ&マジック製作委員会
℗ 1986 SUNRISE Music
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