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《アニメ》 勇気爆発バーンブレイバーンを見た感想⑤

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皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

間違いなく今期一番のダークホースであったであろう勇気爆発バーンブレイバーンが、終幕しました。
今までのアニメと比べると個性の強い(オブラート)作品でしたし、私は最後まで楽しませて頂きました。

兎にも角にも、この令和の時代に、ここまで昭和を感じさせる作品を楽しめたのは幸運でした。

スタッフの皆様、素敵な作品をありがとうございました!

もし、まだ「勇気爆発バーンブレイバーン」をご視聴でない方が、こちらに迷い込んでしまったなら、悪い事は言わないので、1話だけでも見てきてください。
abemaでの無料配信だけでなく、各種動画配信サイトでも視聴できると思います。

そんな感じで、最終回を迎えた勇気爆発バーンブレイバーンの感想を好き勝手に述べたいと思います。

【注意】
本記事はネタバレだけでなく、私の勝手な感想を含みます
まだ、こちらの作品を全く知らないという方は、まずは、1話目を見てから記事をお読みいただく事を強くお勧めします。

ここが凄く良かった!勇気爆発バーンブレイバーン

nn

いやぁ、色々と思う所が多すぎてまとめるのが大変ですが、とりあえず、まずは良かった所を中心に語りたいと思います。

しかし、一言だけ、言わせてください。

最終話の情報量が、情報量が多すぎる!!!

ふう、スッキリ。
マジでAパートが終わった段階で、もう1話分を堪能した雰囲気でしたからね。
え、まだ半分あるの? どういうことなの?となりましたし、そこからがまた密度が濃すぎてもう……。

まず、総評としてはですが、以下の言葉に集約されていると感じましたので、ご紹介です。

ほんと、それな(真顔

何というか、こうツッコミ入れつつ童心に戻ったように頭空っぽで楽しめる作品だったなという印象です。

〇 随所にこだわりが詰め込まれていた点

これは語るとキリがないのですが、めちゃくちゃこだわりまくった作品だったなと感じております。

特にスーパーロボット系や勇者系のセオリーは、ことごとく踏襲していたなぁと思います。

必殺技の名前が、頭空っぽだったり、イサミがブレイバーンと融合して余計に人の話聞かなかったり、色々とツッコミポイントが多いのも、一周回って味わい深いですね!(洗脳完了)

この人たち、言語と理性を世界の果てに置いてきたような脳筋っぷりでやだー!
と思わせつつも、いちいち格好良いのが本当にずるい!!(誉め言葉)

そういう勇者系のこだわりがありつつも、リアル兵器の方でも、かなりのこだわりが見て取れました。

普通の兵器が勇者と一緒に戦うというのが、また胸熱展開ですよね!
ミサイルの軌道や、砲撃のタイミングなど、こう魅せ方が本当に上手かった!

また、最後にOP曲で締めるのは様式美として宜しいのですが……

まさか、カラオケ!? カラオケで来るとは思わなかった、うん。
しかも、随所にSE(効果音)が散りばめられた、正に監督さんのこだわり抜いたカラオケに仕上がってるなと強く感じました。

こういうの大好物ですよ! ご馳走様でした!!

〇 キャラがとても個性的(意味深)であった点

兎にも角にも、各キャラの個性が際立つ作品であったなという印象です。
メインキャラの、ルイス・イサミのコンビは言うに及ばず、ブレイバーンやデスドライヴズのアクの強さが物語をけん引していましたね。

他のキャラ達も、濃いメンツばかりでしたがどうしても、ブレイバーンに比べると……となってしまうのがご愛敬という感じ。

特にデスドライヴズの面々は(ブレイバーンを含め)、本当に酷く、これに太刀打ちできる人類はいないとまで言い切って良さそうです。

クピリダスセグニティスポーパルチープムの出オチ&かませ犬感が最高で、それなのにちゃんと物語の華として活躍している(様に見える)のが、絶妙な立ち位置だなと思いました。

また特に最終回で登場した、真のラスボス?とも言うべき存在である、ヴェルム・ヴィータ絶対的な安心感のある悪役ムーブがこれまた酷かった……(超誉め言葉)

自分は死にたくないけど、他人の死は愉悦。ゆえに皆〇し!!!

うーむ、かつてこれほどの清々しさを持つ悪役がいただろうか?いやいない。

それに対する答えが、元気玉ムーブであり、勇者ムーブなのがこれまた熱い展開でしたね。
特にどちらも言語による対話を匂わせつつ、実は肉体言語でねじ伏せるっていう結論になるのが、この作品らしいなぁと、感心しました。

〇 とてつもない熱量と勢いのまま、最後まで走り切った点

これは、賛否両論あるかと思いますが「とりあえず、何だかわからないけど、良かった!面白かった!」と思える熱量が込められた作品だったなぁと終わってから強く感じました。

初期に私は、この作品を「同人サークルが巨万の富を使って自主制作した作品」と評しましたが、最後までそのイメージは変わりませんでした。

というか、その勢いで最後までやりたい事を全部やり切った感が出てて凄いとすら思います。
その分、情報量がとんでもないことになっていて、視聴者側も振り回されまくってましたが、それが一周回って心地よいとなる所が、この作品の真の魅力なのかなと。

普通は視聴者の意見が上がってくると、少し軌道修正したくなったりするものだと思うのですが、この作品は、何というか「ついてこられる奴だけついてこい!」感が本当に凄くて、それがこの一貫性につながったんだろうなと思います。

作品の作り手が自分の楽しいと思えるものを作る!という姿勢があってこそのものだと思うので、やはり好きパワーは大事だなぁというのが、改めてわかる作品に仕上がっていると私は強く感じました。

ここがちょっとだけ残念でした!バーンブレイバーン!

個人的には、十分に楽しめた本作でしたが、それはそれとして、この部分があればもっと楽しめたのに!という所があります。

あくまで私個人の勝手な感想ではありますが、その辺りも語っておきますね。

〇 もっとリアル系の活躍も見たかった!!

これは宿命というかなるべくしてなっている点があるとは思いますが、ティタノストライドや現代兵器の活躍ももっと見たかったなぁと言うのが、一番の残念ポイントです。
ぶっちゃけ1話が一番出番があった感じでしたが、その後も、試行錯誤しつつ兵器や装備が改良されて行って、チームワークでやりあえるようになっていく過程が楽しめたらよかったなぁと。

何よりレールガンとか、実弾兵器も、もっと派手に使っていいのよ?という感じ。

兵器だけじゃなくて、その他の登場人物たちにも、見せ場があると嬉しかったなぁと。
特に個人的に気になっているのですが、サタケ隊長の謎な立場が凄くひっかかってます。
彼は単なる自衛隊の位置隊長だったのか? それとも?

この辺りはスピンオフとかで保管されたら嬉しいですね。

〇 結局、どうなったんだってばよ!?

これは皆さんが冷静になった頃に、ふと思い出すことなのでしょうが、割と細かい部分で謎が多いまま終わってます。

一応、私が現時点で気になっていることを列挙しますね。

・ブレイバーンって結局なんで正解を選び続けられたの?(未来を知ってるような口ぶり)
・3Dプリンター的なあれとか、どこから出したのよ?
・人類ってどうなったん?(あれだけ派手に吹っ飛ばされてたら壊滅してると思うんだが)
・ルイスが戻ってきたのは良いけど、スペルビアは?

軽く気になる事だけでも、私的にこれだけ未消化の部分が残ってます。
まぁ、尺の関係で無理!っていう事だったのでしょうが、何かの形で情報が出てくれば嬉しいですね。

〇 謎のBLムーブ(?)がきつかった(※個人の感想です)

これは本当に極めて個人的な感想なんですけど、ルイスとイサミの薔薇ムーブというか、BLムーブというか、そういう何かが、最後までちょっと良く分かりませんでした。

多分、ニコニコ動画とかの文化なら普通に受け入れられて楽しんでいる方も多いんじゃないかと思うのですが、私の場合は、物語の進行を冷えさせる要因でした。

嫌いとか嫌とかではないんですけど、何と表現したらいいか……こう、楽しんでいるところに冷水を浴びせられて一気に冷める感じでしょうか。

その内慣れるのかなと思っていましたが、私の場合は最後まで「スンッ」って感じで、慣れませんでした。
まぁ、そういうギャグなんだな、位で凄く冷静に捉えている感じでしたね。
多分、滑ったギャグとか、地雷を踏んだ時のあの感じに近い印象です。

こういう表現ってやっぱり難しいんだなぁと言うのを身をもって体験できたのは、良い経験だったなとは思います。

以上、私的に気になったところでした。

【妄想】私の妄想 答え合わせ!

この記事も早いもので5つ目ですが、最初の記事の時に、勢いでもし私がストーリーを作るならという目線で語った事がありました。

このままスルーしても良かったのですが、やはり妄想して書き散らかした以上は、責任を取らねばなりません(謎の使命感)

という訳で、以下、最初の記事で私が勝手に妄想した流れと、その答え合わせになります。

① 過去、イサミ(子供)に何らかの形で共感し恋に落ちたブレイバーンは、彼の望み(多分ヒーローになるとか強くなる)をかなえるべく、今回の災害を画策した。
↓ 
・ブレイバーンはルイスでした!
 彼の気持ち悪い言動はクヌースと融合した影響?
 それとも抑圧された彼の内面が駄々洩れになっただけ、だったら凄く嫌なんだが。
 まぁ、画策したという点においてもある意味間違ってないと言えなくもない。

② 颯爽と登場し、イサミと共に戦うヒーローを演出。
 一方、ヒーローに憧れていたルイスもまた、ブレイバーンに憧れる。

・これはそのまんまでした! 演出したのがルイスっていう以外は。

③ イサミとルイスの間で喧嘩やら葛藤とかありつつ、実は似た者同士という事を知り、友情を深める2人

・これもそのまんまでした!
 個人的には、そこまで急速に惹かれあうものかな?と言う疑問は残りました。

④ イサミがルイスと仲良くなり、心が離れていくのを感じたブレイバーンは、ライバル機を登場させ、ルイスを死地へと向かわせる

・ブレイバーンは、最後まで余裕の後方腕組み彼氏面でした!
 ただ、ルイスは、勝手に死地に向かい死にました(言い方)

⑤ 黒幕だとイサミにバレ、手段を隠そうとしなくなったブレイバーンが襲い掛かる!

・ある意味黒幕だったような気もしますが、これは違いました。
 ただ、ブレイバーンがイサミに襲い掛かったのは事実(第11話参照)

⑥ ルイスが、ライバル機を乗っ取り、融合する。新たなヒーローとなって、ブレイバーンと対峙する

・ライバル機であるスペルビアと心を通わし融合したのはルルでした!
 人物のところ以外の流れは割とそのまま踏襲された感じ。

⑦「イサミ、俺に乗れ!」(フラグ回収)

・最初から既にフラグ回収してました!!

うおー、熱い、熱すぎる! 凄い作品だ!(結局)

何というか極めて王道の路線を基に妄想したのですが、割とニアミスしている部分もあって面白いなというのが偽らざる感想。

本作品は、それ以上に王道コテコテでありつつ、更に上を言っていた感じですね!
ちゃんと勇者勇者してましたし、完成度の高い作品だったなぁと思いました。

勇気をありがとう!ブレイバーン!


終わってみれば、あっという間でした。
毎回、ワクワクしながら楽しめた作品だったので、終わってしまうのが少し寂しくもある一方で、

ああ、良かった、ちゃんと終わった

という安心感と満足感でいっぱいです(失礼)
兎に角、熱量が凄くて、始終振り回されながらも、時に爆笑しつつ最後まで楽しめました。

改めまして、スタッフの皆様、この狂ったような素敵な作品を世に出して下さり、ありがとうございます。
恐らく作った側も、全力投球だったと思いますので、ゆっくりとお休みして、また素敵な作品に繋げて頂ければ嬉しいです。

また、辺境記事にも関わらず、こちらの記事に最後までお付き合いいただいた読者の皆様も、本当にありがとうございました。
チラシの裏ほどの価値もない記事ですが、少しでもお楽しみいただけたなら幸いです。

今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。

©「勇気爆発バーンブレイバーン」製作委員会

コメント

  1. UC より:

    いやー・・・最終回の怒涛のような展開はついていくのがやっとという感じでしたなw
    でも本当に”勢い”で突っ走ったとしか言えない、走りきったとしか言えない最終回で個人的にはめちゃくちゃおもしろかったです
    ただやはり尺が短いと言うか1年分を12話でやりきった感はありますよね
    24話かければもっと掘り下げとかできたんでしょうけど、それだとこの濃度も味わえなかっただろうし、難しいさじ加減かも知れませんね・・・
    近年のクオリティやコロナ禍の余波もあって、視聴側だけでなく制作サイドも全力で息切れしない限界が1クールなのかも知れませんな
    あとやはり自分も暑苦しい(オブラート表現)シーンが鼻についた側なのでそこはマイナスですわなぁ・・・最終話まで見て総括すると『ごった煮ロボットギャクアニメ』が一番しっくりくることを考えると、あれもギャグのうちと考えるべきなんでしょうけど
    苦言ばかりですがクオリティは本当に高かったですし、「このままイサミ、ブレイバーン、ルル、スペルビアだけで決着かなー」と思ってたところに人類の総攻撃シーンでの大集合、イサミとブレイバーンの融合、更にはルルとスペルビアの武器化での真融合、巨悪をぶっ叩く爽快感、役目を終えたロボの最期と「これだよこれ!」みたいなラストシーン
    そしてその後のフルSE入りカラオケ!!!熱唱しちゃうでしょあれw
    ちゃんと「わかってやがる!」って終わり方で良かったですねぇ
    水星の魔女の最終回で唯一の不完全燃焼だった「ラストバトルが回避に徹するキャリバーンに無血戦闘」のフラストレーションを真っ向否定するバトルに次ぐバトルだったのもよかった・・・
    長々と語りましたが、オンリーワンな作品だったと言えると思います
    いやー楽しかった!

  2. 泉絽 より:

    >>1
    UCさんへ
    こんにちは
    いつもコメントありがとうございます
    いやぁ、最終回、凄かったですね
    全編通してUCさんの仰る通り、走り切った!と言える感じだったなぁと
    確かに尺が短くて、かなり詰まった感じになっているのは否めないのですが、少し落ち着いてくると、あのノリをあと12話は、ちょっと途中で疲れて着いていけなくなる気がしてきました
    ジワジワと謎が解けていく、というより、びっくり箱やジェットコースター的な作品だったかなと思いますので、視聴者側が振り落とさせれていく可能性が……(ぁ
    割と暑苦しい(?)要素は、受け入れがたいという方も多かったようですね
    まぁ、私も記事に書いた通りですが、私の好きな作家さんも困惑していたので、「あ、やっぱりそうですよねー」と言う感じです
    最終回は、やりたかったことを一気に詰め込んだのが功を奏しましたね
    あれを数話で分けられると、ちょっとテンポが悪くなってたかもしれません
    しかし、本当に見事な王道展開で私もスカッとしましたし、ラストのカラオケも良かった!めちゃくちゃ楽しみましたよ!
    ああ、確かに水星の魔女は、最後の戦闘って華が無かったですもんね
    私はあれは既にヒューマンドラマっぽい立ち位置で楽しんでいたので、そこまで気になりませんでしたが、ロボットものとしては、キャリバーンの活躍は兵器としては地味でしたしね
    何にせよ、楽しいしあっという間の期でしたね!
    既にソシャゲ版スパロボでの参戦が決定していますが、これはスパロボの次回作で水星の魔女と一緒に復活した時を楽しみにしておきます
    ではでは

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