皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。
寒い冬もこの数日でじわじわと緩んできているのを感じます。
それと同時に到来する黄色い悪魔ども……そう、花粉症のシーズンです(吐血
しかし流行病の中、当たり前のようにマスクをしているので、今の時点ではまだ影響のない私ですが皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
もうあと数週間もすると桜も見ごろになりそうな季節柄の中、うちのメダカちゃんたちはと言えば、相変わらずのマイペース気味です。
そんな感じで、現在のメダカ飼育について、マッタリとご紹介です。
のんびりメダカ飼育日誌【8】
nn早いもので前回の記事からまたも3か月が経過しました。
あれ、冬の間の記事は!? と思ったのですが、書いてなかった(今さら
しかし、記事にはしていないだけで、色々と事件は起こっていたり。
そんな中で、今回もまずは各環境ごとのメダカちゃん達の様子をご紹介です。
初期ウォーターボトル水槽のメダカちゃん達
今回は、またも残念なお知らせからです。
先日まで元気に過ごしていたメダカちゃんたちなのですが、更にこの水槽で3匹が次々と旅立ちました。
寒さのせいなのか、水質が悪化したせいなのか、その両方だったのか。
何にせよサクサクと落ちていったことから、少なくとも寒さが影響していたのは間違いなさそうです。
まぁ、あとは寿命という点は無視できなさそうです。
弱り方が老衰を思わせるそれでしたので。
そんな感じで、内訳は、こんな感じです。
・昨年の生存者(ヒメダカ)1匹 圧倒的女王感(メス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 物静かな子(メス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 やたら積極的(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ臆病(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ沈んでる(多分オス)
寂しい……自然の摂理には抗えなかったよ。
〇 今までありがとう! メダカちゃん達
特に前回の記事を書いた直後から、女王感あふれる通称マザーの調子が思わしくなく、じわじわと弱っていくのはわかったのですが、手の施しようがありませんでした。
日に日に泳げなくなっていき、最終的には藻に体を預けないと態勢を維持できないような状態に。
背骨も既に曲がっていてよたよた状態だったので、もうおばあちゃんという感じでしたし。
最後は、塩浴水槽で余生をゆっくりと過ごしてもらったのですが、日を追うごとに徐々に動きが緩慢になっていったんですよね。
最後の日は、朝、私に手を振るようにゆっくりとヒレを動かしてくれていたんですけど、私が仕事から帰ってきたときには旅立っておりました。
ただ何となく仕事に行く前にそんな予感はあったので、驚きは全くなかったです。
やはり命を預かる以上、看取るのもまた道理であります。
ただ、そうやって命と真正面から向き合うからこそ、気が付けることも沢山ありました。
とは言え、このマザーちゃんは、私の初のメダカ育成で初代からずっと命を繋いできてくれていた子であり、正直他の子に比べて思い入れは強く、流石にしばらくは寂しさがつきまといました。
最後はお別れを言ってメダカの墓地と化している大きめの鉢の根元に植えました。
やはりこういう区切りは大事だなと死と向き合うたびに思います。
寂しさも悲しさもちゃんとそこに置いてくる、一種の儀式が必要ですね。
この鉢はアカザカズラさんの2世が育っているの鉢なのですが、メダカちゃんの魂でも宿っているのかなんなのか、この寒い冬の中にあっても、唯一、最後まで深い緑の葉っぱを開いていた強い子です。
今年の夏はもしかしたらこのアカザさんが育つんじゃないかなと、何とも無しに思っています。
時々、この子達の事を思い出したら、このアカザさんを見て思い出にふけることにします。
〇 ついに全滅一歩手前まで来てしまったので……
という訳で、最後の1匹となってしまったのが、なんと転覆病の子です。
お前、あんなに死にそうだったのに、まさかのラストを飾ることになるのか。
ですがやはり寿命なのか、彼もまた底で眠ったまま動けなくなっていたので、現在は塩浴コースです。
そうすると代々続いてきたこの初代ウォータージャグ水槽も、ついに住人がいなくなってしまいました。
明確に水質悪化が問題でリセットした方が良いというのであれば、それも一つの手ではあるのですが……いかんせん、そこまで判断するには今一つ足りない感じなんですよね。
なので、ならば人体実験(メダカだから魚体実験?)だ!
まず、転覆病の子は、塩浴の結果エサを食べられるくらいには回復したので、新しい環境に移動してもらい療養してもらいます。
ちなみに、この子の環境用に新しいボトルを用意しております。
セリアさんから、1.7L用の小型ウォータージャグが出てるんです。
大きめのものが欲しい私ですが、稚魚や数匹の場合は流石に容量が大きすぎました。
そこでこの小型ウォータージャグであります。
今回はメダカちゃん用に使いましたが、110円という価格の安さも魅力なので、買い足して他のところでも使っていきたいですね。
で、元の環境には昨年夏から育っていた子たちを混成部隊で投入であります。
ついでなので、前回、苔まみれで全く見えないシクラメンちゃんドミノもお掃除です。
そんな感じで苔を落としたのですが、実はこのドミノ最大の弱点がありまして。
それが、なんと倒れるんです(そりゃそうだ)
一応、砂底にぶっ刺していたのですが……ほら最近、地震が多いじゃないですか。
その影響で、揺れるたびにぱったりと倒れまして、3度目くらいで諦めてそのまま放置していたんです。
しかし、折角、綺麗にしたのですからまた楽しみたい!
という事で、ちょっとだけ工夫しました。
前からどうにかして基礎にあたる部分を作れないかと思っていたのですが、実は割と単純な話でした。
じゃじゃーん、洗濯ばさみー(ぁ
という訳で、底部を洗濯ばさみで挟み、指を摘まむ部分をアンカー(楔)として打ち込めば!!
ほら、綺麗に安定。うむ、次のドミノもこうやって飾ろう。
よし、これで新しい住居も完璧です。
そんな感じで現在は、以下のような構成です。
このボトルの子孫 4匹(F1)
・紀州黄金黒鱗めだか+紀州黄金黒鱗めだか
・紀州黄金黒鱗めだか+ヒメダカ(マザー)
他のボトルから移住
・青幹之+青幹之
・河メダカ+ヒメダカ
・紅帝
た、多分、こんな感じだと思う、うん(適当)
彼ら彼女らも先住メダカと同じように個性の塊なので、別の機会にご紹介したいですね。
次の世代もよろしくね!
虫かご水槽の子達(白メダカ2代目達)
こちらは現在、2匹がのんびりと過ごしております。
流石にこの寒さでやられたのか、はたまた寿命なのか、そろそろ怪しい動きをしております。
しかしこちらは、わっさりと植物が繁茂している関係で、水質悪化が起こっているのかどうかすらわからない始末。
基本、超放置状態で2年来てますので、このまま様子見で行こうと思います。
しかしここの水槽は生物多様性が一番でして、前の記事にも書きましたが、ダイオウグソクムシのような甲殻類系の虫のような生物がいるのですよね。
気になって真面目にちょっと調べてみたらすぐにヒットしました。
※閲覧注意!
どうやら、ミズムシ(水ゲジ)っぽいですね。
調べる方は、注意ですよ。
まぁ、うちのミズちゃん達は、エサが豊富なせいか多い上にでかくなってますけど(遠い目
とりあえず、見た目があれなんで、ここでは載せませんが、人によっては不快感が凄いんでしょうね。
ちなみに蜘蛛とか好きで、見ると構って遊んでます(ぁ
糸を張って景観を損ねる点はマイナスですが、結構可愛いんですよ、彼ら。
ただ流石に、この水ゲジさん、あまり増えると大変なことになりそうなので、拡散しないように環境整備には気を付けようと思いました、うん。
2代目ウォーターボトル 青幹之系
冬の間、エサを少しやる以外殆ど何もしてない水槽ですが、中では皆さん元気に泳ぎ回っております。
ただ今後の事も考えると、少しボトルが足りないと思われますので、他の水槽と整理して統合したりしないとだめかなと思ってます。
その関係でここの子たちも選別して別の水槽に移動してもらおうかなと。
ここは主に青幹之系のかけ合わせの子達だけ、のはずなのですが、いかんせん、遺伝子の不思議なところで先祖返りしたり別形質が出てきたりするので、割と見かけがバラバラだったり。
出来れば同じような形質の子を掛け合わせて増やしてあげたいので、ちょっと考えてみたいと思います。
3代目ウォーターボトルの子達(河メダカ)
河メダカ強すぎる。
2匹になってから結局、半年くらい経ったのですが元気です。
そして少しボトルも汚れてきてしまったのでまた洗浄しましたが、流石に2匹でこの広さは勿体ないので、この子たちの子孫も合流させました。
黒い色がセクシーなので、色んな子と掛け合わせて、面白い模様になったらいいなー。
緑ガンダム水槽の子達(青幹之系とか)
こちらも変わらずマイペースに過ごしています。
こちらの水槽はやはり水質悪化しづらいようで、それがめっちゃ不思議です。
苔も生えないので、管理は楽なのですが、他の水槽との違いが分からず。
もしかしたら緑のガンダムが水を浄化しているのか!(絶対に違う
そのガンダムも最近、ホテイアオイの根が張ってきた関係で、プレッシャーに屈して斜めになってます。
ちなみに、ここにいる子は、例のネットショップで購入した初代青幹之なのですが、凄く丈夫です。
しかもなんか2年目に突入したからなのか、昨年より、より大きく、でっぷりしてきました。
これがまた凄く美味しそうな身体つきなんですよね……じゅるり(意味深
今年もたくさん卵を産んでくれそうな予感がしておりますが、育てるかどうかは迷い中。
DX水槽の子達(青幹之系の子孫たち)
実は最近、この水槽で気になる子が出来てしまいました。
どうやら先天的なのか後天的なのかはわかりませんが、背が曲がってしまって、おまけに浮かべない子がいるのです。
この子がまた、転覆病の子張りにめっちゃ頑張ってる(様に見える)ので、ついつい気にかけてしまいます。
ふと見ると、めっちゃ頑張って水面を目指すこの子の姿は、最初は哀愁を感じるものだったハズなのですが、最近はそれが普通になってきて、逆に面白いとすら感じるように。
いや、本人(本メダカ?)は至って必死に生きてるんでしょうけど、なんかこう、BGMとか被せたくなるんですよね。
最近は、私が立ち上がると、その子もロケットのようにしゅぼーーー(あくまでイメージ音)っと水面に向けて上がってくるので、そのタイミングでエサをあげてます。
これが良かったのか何なのか、割と普通に元気なのでとりあえずは一安心かなと。
いや、優雅に他のメダカが水中で揺らいでる中で、一匹、必死に立って泳いでる姿を見ると、哀愁より先に笑いが出てきてしまうのですが、きっと私は悪くない(言い訳)
こちらの水槽は、初期の頃に比べてだいぶ水質が安定してきて、ミナミヌマエビも元気です。
気が付いたらめちゃ繁殖してたようで、そのお陰かメダカちゃんの数が多いわりに藻が映えず綺麗です。
DXの砲身にも小さな子たちがいます。
後は温度管理さえ上手くいけばいい感じに増えそうですがはてさて?
番外編:プラケース水槽(ごちゃまぜ状態の子孫たち)
こちらの子達は、稚魚用水槽にしたのですが、やはり気温が低いせいで育たないです。
3ケ月経っても、未だに稚魚サイズなので、そういうもんなのだろうなーと。
むしろ、稚魚のまま3か月も体を維持できるのに驚きましたよ。
一般的に生き物というのは、子供の頃の成長機会を逃すと、そのまま固定化されがちなのですが、メダカはどうなのでしょうか?
図らずも興味深い感じになりましたので、これからどうなるか観察していこうと思います。
ダルマちゃん(?)水槽
お気に入りのダルマちゃんは、1匹ですが悠々と過ごしておりまして、割と元気です。
こんなレアな体形なので、この手の場合は突然変異の可能性が高いんですよね。
なので体弱いんじゃないかと思っていたんですが、意外や意外、強靭でした。
一時期、寒すぎたせいかエサを食べられず、やせ細って萎んだ時期があったのですが、1週間もしたら復活してまた丸くなりましたよ。
何なんだ、この意味不明な機構。凄く気になる。
このふっくらした状態が基本状態らしいので、この子をもっと増やせたらいいなぁとか思うのですが、同じような子は見かけません。
そしてDX水槽で何匹か似たような形質の子を見たので、こちらの水槽に移してみました。
まだお互いにけん制しあっている感じですが、慣れてくれるかな?
今後も様子を見てみようと思います。
バルバトス水槽(紅帝・青幹之 混合)
すっかりご紹介するのを忘れていたこちらのバルバトス・ルプスレクスを沈めた水槽も割と良い感じに仕上がっていました。
ですが、一つ致命的な問題が……。
浮力の関係で、上半身と下半身がどうしても分かれてしまうのです。
腰のつなぎ目がめちゃくちゃ弱くて、すぐ外れてしまうので、これはもう構造的な問題ですね。
とは言え、ブラッドコーティングだったはずの塗装が、苔が覆いつくしてきた影響で緑色に光る感じになりまして、この朽ちた感じが実に良い味を出しております。
その内、腰をどうにか接着する方法が見つかればいいのですが、面倒なのでもうこのままでも良いかなーと(怠惰
ちなみに、メダカちゃんたちは見てもらって分かる通り、めちゃくちゃ元気です。
もう少し増やしていいと思うので、他の水槽の子たちも合流させるつもりです。
屋外:発泡スチロール水槽(白メダカ2代目)
こちらの水槽では白メダカ達の子孫がのんびりと育成中、のはずです。
相変わらず水草に覆われているので、中の状況はうかがい知ることができません。
一回、あまりに長く放置しすぎて水がなくなりかけてて、慌てて補充しましたが多分、生きてる、はず。
その内、ちょっと確認してみます。多分、大丈夫。多分(ぁ
屋外 睡蓮鉢(ヒメダカ2年目+白メダカ)
ヒメダカラストワンと、白メダカのタッグは、冬の間何もしてなかったのですが元気そうでした。
そして冬に入る前に生まれた子孫たちも皆生きているようです。
うーむ、メダカ凄い。やっぱり自然の環境の方がたくましく育つ傾向にありますね。
環境変化とお日様の力が凄いんだと思います。
冬を越して皆瘦せてしまっていたので、今はエサを数日おきにあげつつ、調子を取り戻してもらう期間に入っています。
そんな感じでメダカちゃん達はマイペースに生きておりますという話でした。
今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
コメント
更新おつかれさまです
そうですか、結構ごっそりと天に召されてしまたのですね
で生き残ってるのが転覆病の子とは
意外なようで死地から這い上がったタフネスのおかげなのか?と思ったりも
(サイヤ人的なアレ
他も水没オブジェがいい感じになってきてますねw
バルバトスはそのままでいいんじゃないでしょうか
そうなってしまったのも「なるべくしてなった」と思えば味も出るでしょうし
しかし急に春らしくなったのでメダカちゃん達も寒暖差に耐えねばならないということで大変そうですなぁ、また寒くなる日もあるっぽいですし
でも放置でもなんとかなってるっぽいから平気ですかね?
頻繁でなくとも気が向いた際にでも記事が上がると季節の便り感があっていいかなと思いました
ではこのへんで
更新お疲れ様です。
ほんとにいろんな水槽でメダカ飼ってますね~。
生物である以上、いつかはお別れの時が来るのは仕方ないのですが寂しいものですね…。
残ったのが転覆病の子ですか、まだまだ長生きして欲しいものです。
他の水槽もいろいろと賑やかな事になってますね~。
エビさんも育っていて良かったです。
青幹之系の子達はほんとでかいですね~。
たまにでもこういう記事があると面白いです。
>>1
UCさんへ
こんにちはー。
おお、こちらの記事でもいつもありがとうございます。
そうなのです、残念ながら古参の子達は軒並み星となってしまいました。
今までありがとう、皆……。
しかし、何故か転覆病の子がしぶといんです。
今回も割とダメっぽい感じに見えたのですが、普通に今は復活してますね。
確かに、危機を乗り越える度に強くなっているのかもしれません。
このままいけば、いつかは陸に進出できるようになるのか!?(なりません
割とガンプラはいい味出てるので、そろそろ次の子を沈めたいですね。
バルバトスは、何度か戻したのですが流石に心が折れました。
まぁ、敗北の象徴的な感じなので、これはこれでありかなーと。
他のお家だともっと手厚くお世話しているのかもしれませんが、私の場合は割と適当なので、こんな感じです。
とは言え、ようやく暖かくなってきてメダカも恋の季節が始まりますので、それはそれで大変なんですよね。
今、再編成中なので、空いたところにまた稚魚たちを入れて、更に多様性あふれる水槽を作っていきたいですね。
いつも気を使って頂きありがとうございます。
こうやってコメント頂けると、また書こうかなと思えますので、良かったらまた更新したら読んでやってくださいな。
ではではー。
>>2
どろろんさんへ
こんにちはー。
こちらの記事にも、いつもコメントありがとうございます。
最初はここまでするつもりなかったんですけど、気が付いたらこうなってました。
これがメダカ沼の恐ろしい所ですね! けど可愛いから増やしちゃうのです。
生き物を飼う以上、お別れは必然ですね。
どうやって向き合うかは、個々人によるところがあると思いますけど、私は感謝を中心に送り出してあげたいので、悲しさは一緒に置いてきます。
転覆病の子は個室に移動したのですが、割と悠々と過ごしております。
案外、簡単に適応しているので流石だなと言った感じです。
他の水槽も、それぞれの個性が出てきましたね。
全体的に水質悪化の指標になるミナミヌマエビ達が繁殖しているので、悪くない状況ではと思います。
青幹之ちゃん達は、どの子も頑強で、ドンドン大きくなってますね。
水槽越しに見ると割と迫力がありますし、ひれがとても綺麗なので癒されます。
オススメの種類なので、気になるようでしたら是非!
あまり需要の無い記事ですが、お暇でしたらまた付き合ってやって下さいな。
ではではー。